習志野市の指定文化財一覧表
習志野市の文化財
現在、習志野市内で指定・登録されている文化財と、認定されている文化財の保存技術保持者は次のとおりです。
千葉県指定文化財
名称 |
種別 |
指定年月日 |
所在地 |
概要 |
有形 文化財 |
昭和42年3月7日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
嘉永2(1849)3月に行われた小金牧の鹿狩りにおいて、鷺沼村から動員された勢子12人が狩場に集合した際に立てた旗。木綿製。乳を含む全体寸法:縦84センチメートル、横56センチメートル。本体寸法:横77センチメートル、横49センチメートル。 |
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有形 文化財 |
昭和50年12月12日 |
藤崎1丁目14番43号 藤崎森林公園内 |
寛文4年(1664)年に建造された上総地方の民家。上総国長柄郡宮成村(現千葉県長生郡長生村)の名主の家。昭和48年(1973)に習志野市に寄贈、移築された。木造茅葺平屋寄棟造。 |
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附大工手間日記 大工出面書留板 襖引手裏板 |
有形 文化財 |
平成17年3月29日 |
実籾2丁目24番1号 実籾本郷公園内 (附は習志野市庁舎内) |
享保12~13年(1727~1728)に建造された実籾村の名主の家。東金(御成)街道沿いにあった。南関東では珍しい曲家。実籾本郷公園内に移築され平成12年開館。木造茅葺平屋寄棟造。 |
無形民俗 文化財 |
平成16年3月30日 |
千葉市、船橋市、習志野市及び八千代市 |
下総地方を代表する寄合祭。丑年と未年に行われる。船橋市の二宮神社をはじめ、習志野市の菊田神社、大宮大原神社など9社の神輿や屋台が参集する。 |
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藤崎堀込貝塚 |
史跡 |
昭和42年3月7日 |
藤崎1丁目 |
縄文時代中期~後期の馬蹄形貝塚。貝層の範囲は南北約110メートル、東西約80メートルに及ぶ。西側に貝層の見られない開口部がある。約6300平方メートルが指定範囲。 |
習志野市指定文化財
名称 |
種別 |
指定年月日 |
所在地 |
概要 |
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有形 文化財 |
平成26年4月2日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
実籾3丁目遺跡出土の縄文土器4点。縄文時代前期前半の土器3点と縄文時代早期後半の土器1点。市内における同時期の土器資料として傑出した貴重な資料である。 |
有形 文化財 |
平成27年11月 9日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
谷津貝塚から出土した墨書土器6点(古墳時代後期・奈良時代・平安時代)。信仰をはじめとして、古代社会に関する情報を伝える貴重な資料である。 |
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有形 文化財 |
平成27年11月 9日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
谷津貝塚から出土した奈良時代・平安時代の瓦塔(仏塔・仏堂を模したやきもの)の破片6点。古代における仏教信仰の浸透を示す明確な資料として重要である。 |
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有形 文化財 |
平成27年11月 9日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
谷津貝塚から出土した奈良時代・平安時代の銭貨5種6点。谷津貝塚の集落と行政組織との関係、市域における貨幣流通の実態などを考える上で重要な資料である。 |
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有形 文化財 |
平成27年11月 9日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
谷津貝塚から出土した奈良時代・平安時代の金属製品22点。内訳は、鈴5点、帯金具12点、焼印3点(2個体)、鍵1点、握り鋏1点。出土した金属製品の中でも特に稀少性が高く、谷津貝塚の集落の性格を考える上で重要な資料である。 |
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有形 文化財 |
令和元年9月3日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
第一次世界大戦における習志野俘虜収容所関係資料のうち「エーリッヒ・カウルの日記」1冊(附、写真2点)、「ヨハネス・ユーバーシャール博士旧蔵写真」126点(附、封筒1点)、「ボトルシップ」2点、計132点。市域における近代の情報を伝える貴重な資料である。 |
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海苔養殖用具他一括 |
民俗 文化財 |
昭和51年7月16日 |
鷺沼2丁目1番1号 習志野市庁舎内 |
谷津漁業協同組合から寄贈された。昭和46年(1971)まで東京湾で海苔養殖に使用された。 |
民俗 文化財 |
令和5年3月1日 |
藤崎1丁目176 藤崎堀込貝塚内 |
江戸時代末期、藤崎冨士講社の講員の手により造られ、昭和6年に改築され、現在の姿になった。霊峰、富士山を模し、富士山の溶岩を使用し、高さは約2メートル、登山道や周辺の名所・行場の名称を刻んだ石碑などが配置されている。現在も、藤崎冨士講社により管理され、冨士講信仰を現在に伝える重要なものである。 |
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鷺沼古墳B号墳 箱式石棺 |
史跡 |
昭和51年7月16日 |
鷺沼1丁目9 鷺沼城址公園内 |
鷺沼城址公園内の2基の前方後円墳(全長約20~25メートル)のうち、B号墳の石棺。南房総産と考えられる砂岩・凝灰岩製。成人男性2体分の人骨と直刀破片・鉄鏃などの副葬品が出土。古墳時代後期(6世紀後半)。この地域の豪族の墓と考えられる。 |
天然 記念物 |
昭和51年7月16日 |
藤崎1丁目8 子安観音堂脇 |
樹高約10メートル、目通り幹囲約4メートル、根回り約11メートル。樹齢は400年前後と推定されている。 |
国登録文化財
名称 |
種別 |
指定年月日 |
所在地 |
概要 |
有形 文化財 |
平成10年9月2日 |
津田沼2丁目17番1号 千葉工業大学
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旧陸軍鉄道第二連隊表門として使用された。煉瓦造門柱4基。幅10.6メートル。 |
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旧陸軍演習場内圍壁 |
有形 文化財 |
平成14年2月14日 |
東習志野4丁目 |
旧陸軍が演習に使用していた施設。鉄筋コンクリート造2階建。延長20メートル。 |
廣瀬家住宅 主屋 |
有形 文化財 |
平成15年7月1日 |
津田沼6丁目 |
旧雑穀問屋の家屋。木造平屋建。瓦葺。江戸時代末期の建築で、明治時代末期に移築された。 |
廣瀬家住宅 蔵 |
有形 文化財 |
平成15年7月1日 |
津田沼6丁目 |
木造2階建、瓦葺の土蔵。明治24年(1891)建築。 |
廣瀬家住宅 倉庫 |
有形 文化財 |
平成15年7月1日 |
津田沼6丁目 |
「角寄せ蔵」風造。木造平屋建。切妻造。瓦葺。明治42年(1909)建築、昭和10年頃移築改造。 |
廣瀬家住宅 井戸上屋 |
有形 文化財 |
平成15年7月1日 |
津田沼6丁目 |
木造、切妻造。瓦葺。昭和10年(1935)建築。 |
国認定 文化財の保存技術保持者
選定保存技術の名称 |
保持者 |
認定年月日 |
概要 |
表具用刷毛製作 |
田中 重己 |
平成22年9月6日 |
書画を掛物・巻物に表具する際に用いる刷毛を製作する技術であり、有形文化財の保存修理のために欠くことができない技術である。田中氏は江戸刷毛製作の第一人者とされ、製作した刷毛は多くの文化財修理に用いられ、文化財修理関係者からも高い評価を受けている。 |
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このページは社会教育課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎2階
電話:047-453-9382 ファックス:047-453-9384
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更新日:2025年05月08日