習志野市の指定文化財一覧表

更新日:2025年05月08日

ページID : 20336

習志野市の文化財

現在、習志野市内で指定・登録されている文化財と、認定されている文化財の保存技術保持者は次のとおりです。

千葉県指定文化財

千葉県指定文化財の一覧

名称

種別

指定年月日

所在地

概要

小金原のしし狩り資料 村小旗

有形

文化財

昭和42年3月7日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

嘉永2(1849)3月に行われた小金牧の鹿狩りにおいて、鷺沼村から動員された勢子12人が狩場に集合した際に立てた旗。木綿製。()を含む全体寸法:縦84センチメートル、横56センチメートル。本体寸法:横77センチメートル、横49センチメートル。 

旧大沢家住宅

有形

文化財

昭和50年12月12日

藤崎1丁目14番43号

藤崎森林公園内

寛文4年(1664)年に建造された上総地方の民家。上総国長柄郡(みや)(なり)村(現千葉県長生郡長生村)の名主の家。昭和48年(1973)に習志野市に寄贈、移築された。木造茅葺平屋寄棟造。

旧鴇田家住宅

(つけたり)大工手間(てま)日記

大工出面(でづら)書留板(かきとめいた)

(ふすま)引手(ひきて)裏板(うらいた)

有形

文化財

平成17年3月29日

実籾2丁目24番1号

実籾本郷公園内

(附は習志野市庁舎内)

享保12~13年(1727~1728)に建造された実籾村の名主の家。東金(御成)街道沿いにあった。南関東では珍しい曲家(まがりや)。実籾本郷公園内に移築され平成12年開館。木造茅葺平屋寄棟造。

下総三山の七年祭り

無形民俗

文化財

平成16年3月30日

千葉市、船橋市、習志野市及び八千代市

下総地方を代表する寄合(よりあい)(まつり)。丑年と未年に行われる。船橋市の二宮神社をはじめ、習志野市の菊田神社、大宮大原神社など9社の神輿(みこし)や屋台が参集する。

藤崎堀込貝塚

史跡

昭和42年3月7日

藤崎1丁目

縄文時代中期~後期の馬蹄形貝塚。貝層の範囲は南北約110メートル、東西約80メートルに及ぶ。西側に貝層の見られない開口部がある。約6300平方メートルが指定範囲。

 

習志野市指定文化財

習志野市指定文化財の一覧

名称

種別

指定年月日

所在地

概要

実籾3丁目遺跡出土土器

 

有形

文化財

平成26年4月2日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

実籾3丁目遺跡出土の縄文土器4点。縄文時代前期前半の土器3点と縄文時代早期後半の土器1点。市内における同時期の土器資料として傑出した貴重な資料である。

谷津貝塚出土墨書土器

有形

文化財

平成27年11月 9日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

谷津貝塚から出土した墨書土器6点(古墳時代後期・奈良時代・平安時代)。信仰をはじめとして、古代社会に関する情報を伝える貴重な資料である。

谷津貝塚出土瓦塔

有形

文化財

平成27年11月 9日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

谷津貝塚から出土した奈良時代・平安時代の瓦塔(仏塔・仏堂を模したやきもの)の破片6点。古代における仏教信仰の浸透を示す明確な資料として重要である。

谷津貝塚出土銭貨

有形

文化財

平成27年11月 9日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

谷津貝塚から出土した奈良時代・平安時代の銭貨5種6点。谷津貝塚の集落と行政組織との関係、市域における貨幣流通の実態などを考える上で重要な資料である。

谷津貝塚出土金属製品

有形

文化財

平成27年11月 9日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

谷津貝塚から出土した奈良時代・平安時代の金属製品22点。内訳は、鈴5点、帯金具12点、焼印3点(2個体)、鍵1点、握り鋏1点。出土した金属製品の中でも特に稀少性が高く、谷津貝塚の集落の性格を考える上で重要な資料である。

ドイツ捕虜関係資料

有形

文化財

令和元年9月3日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

第一次世界大戦における習志野俘虜(ふりょ)収容所関係資料のうち「エーリッヒ・カウルの日記」1冊(附、写真2点)、「ヨハネス・ユーバーシャール博士旧蔵写真」126点(附、封筒1点)、「ボトルシップ」2点、計132点。市域における近代の情報を伝える貴重な資料である。

海苔養殖用具他一括

民俗

文化財

昭和51年7月16日

鷺沼2丁目1番1号

習志野市庁舎内

谷津漁業協同組合から寄贈された。昭和46年(1971)まで東京湾で海苔養殖に使用された。

藤崎冨士講社の富士塚

民俗

文化財

令和5年3月1日

藤崎1丁目176

藤崎堀込貝塚内

江戸時代末期、藤崎冨士講社の講員の手により造られ、昭和6年に改築され、現在の姿になった。霊峰、富士山を模し、富士山の溶岩を使用し、高さは約2メートル、登山道や周辺の名所・行場の名称を刻んだ石碑などが配置されている。現在も、藤崎冨士講社により管理され、冨士講信仰を現在に伝える重要なものである。

鷺沼古墳B号墳

箱式石棺

史跡

昭和51年7月16日

鷺沼1丁目9

鷺沼城址公園内

鷺沼城址公園内の2基の前方後円墳(全長約20~25メートル)のうち、B号墳の石棺。南房総産と考えられる砂岩・凝灰岩製。成人男性2体分の人骨と直刀破片・(てつ)(ぞく)などの副葬品が出土。古墳時代後期(6世紀後半)。この地域の豪族の墓と考えられる。

藤崎正福寺大イチョウ

天然

記念物

昭和51年7月16日

藤崎1丁目8

子安観音堂脇

樹高約10メートル、目通り幹囲約4メートル、根回り約11メートル。樹齢は400年前後と推定されている。

 

国登録文化財

国登録文化財の一覧

名称

種別

指定年月日

所在地

概要

千葉工業大学通用門(旧鉄道第二連隊表門)

有形

文化財

平成10年9月2日

津田沼2丁目17番1号

千葉工業大学

 

旧陸軍鉄道第二連隊表門として使用された。煉瓦造門柱4基。幅10.6メートル。

旧陸軍演習場内圍壁

有形

文化財

平成14年2月14日

東習志野4丁目

旧陸軍が演習に使用していた施設。鉄筋コンクリート造2階建。延長20メートル。

廣瀬家住宅

主屋

有形

文化財

平成15年7月1日

津田沼6丁目

旧雑穀問屋の家屋。木造平屋建。瓦葺。江戸時代末期の建築で、明治時代末期に移築された。

廣瀬家住宅

有形

文化財

平成15年7月1日

津田沼6丁目

木造2階建、瓦葺の土蔵。明治24年(1891)建築。

廣瀬家住宅

倉庫

有形

文化財

平成15年7月1日

津田沼6丁目

「角寄せ蔵」風造。木造平屋建。切妻造。瓦葺。明治42年(1909)建築、昭和10年頃移築改造。

廣瀬家住宅

井戸上屋

有形

文化財

平成15年7月1日

津田沼6丁目

木造、切妻造。瓦葺。昭和10年(1935)建築。

 

国認定 文化財の保存技術保持者

国認定 文化財の保存技術者一覧

選定保存技術の名称

保持者

認定年月日

概要

表具用刷毛製作

田中 重己

平成22年9月6日

書画を掛物・巻物に表具する際に用いる刷毛を製作する技術であり、有形文化財の保存修理のために欠くことができない技術である。田中氏は江戸刷毛製作の第一人者とされ、製作した刷毛は多くの文化財修理に用いられ、文化財修理関係者からも高い評価を受けている。

 

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電話:047-453-9382 ファックス:047-453-9384
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