藤崎冨士講社の富士塚(習志野市指定文化財)

更新日:2023年03月14日

ページID : 20320

「藤崎冨士講社の富士塚」概要

藤崎冨士講社は市内で唯一、現在も活動を続けている富士講(注1)の団体であり、富士塚(注2)は講員よって管理されている江戸末期からの富士講信仰を現在に伝える重要なものです。

江戸時代末期に藤崎冨士講社の講員の手によって造られ、昭和6年に改築され現在の姿になりました。

大きさは高さ2メートルで登山道や富士山周辺の名所・行場の名称を刻んだ石碑などを配置し、黒ボクとよばれる富士山の溶岩を使用して造られています。

現在の講員は20名ほどで例年1月・5月・9月に拝みという行事を行い、4月には富士塚の清掃と拝みを行います。

また、3年に一度富士登山を行っています。

(注1)富士講とは

富士講とは、江戸時代に成立した霊峰富士を祀る民衆信仰のひとつで、定期的に行われる「拝み」とよばれる行事と、富士登拝を行う団体であり、江戸を中心とした関東で流行しました。

(注2)富士塚とは

富士塚とは、信仰対象である霊峰富士を模して造営された人工の山や塚のことをさします。ここに登山することにより、実際の富士山に登山することと同様の御利益を得られるとされ、富士登拝の願望を持ちながら、老齢や身体的はことなど、さまざまな理由により登山できない人々のために造られたと言われています。

富士塚模造図

(注意)番号は石碑一覧の内容になります。

富士塚石碑一覧

名称

藤崎冨士講社の富士塚

員数

1基

種別

民俗文化財

所在地

習志野市藤崎一丁目176番地

詳細は下記リンクをご覧ください

藤崎堀込貝塚内「藤崎冨士講社の富士塚」

この記事に関するお問い合わせ先

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所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎2階
電話:047-453-9382 ファックス:047-453-9384
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