習志野市平和基金
習志野市平和基金とは
「習志野市平和基金」は皆様からご支援、ご協力いただいた募金や寄附金を積み立て、運用し、戦争や核兵器のない世界の実現を目指した習志野市の平和活動推進事業の財源に充てています。
昭和20年8月、多くの尊い命を奪い、生き残った人々の心と体にも大きな傷跡を残した戦争が終結してから77年が経過しました。
戦争体験者が年々減少し、戦争の記憶が風化していく中、戦争の歴史を振り返るとともに戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さを次世代に伝え、今ある平和を未来へと持続していくことが大切です。
習志野市は昭和57年、千葉県で初めて「核兵器廃絶平和都市」を宣言して以来、平和の尊さを訴え続けるとともにさまざまな活動を行っています。
主な平和活動推進事業
「核兵器廃絶平和都市宣言」に基づき、戦争や核兵器のない世界を実現するため、次のような事業を行っています。
これらの他にもさまざまな平和活動推進事業を行っています。
平和市民代表団広島・長崎派遣
平和の尊さを次世代に引き継いでいくため、市内中学生・高校生を中心に被爆地「広島市」「長崎市」へ隔年で派遣しています。
平和市民代表団は現地の平和式典に参列するほか、被爆関連施設の見学や被爆地の人々との交流を通し、戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さについての認識を深め、多くの人へ語り継いでいく活動の一端を担っています。
原爆死没者慰霊および平和祈念式典
原爆で亡くなられた方々のご冥福と世界の恒久平和を願い、8月6日・8月9日の両日、原爆投下の時刻に合わせて市内全域に1分間の黙とうを呼び掛けています。
また、秋津公園内にある「平和の広場」で平和祈念式典を実施し、黙とう、献花、千羽鶴の献納、平和市民代表団OB・OGによる平和のスピーチ、詩の朗読などを行います。
平和祈念式典の1週間ほど前には、ボランティアによる平和の広場清掃を行っています。
被爆体験講話
平和意識の高揚および平和継承者の育成を図るため、被爆体験朗読者による朗読や、被爆体験DVDを用いた被爆体験継承事業を学校で行います。
被爆体験講話の様子は動画でもご覧いただくことができます。
また、DVD・ブルーレイディスクの貸し出しも行っています。(貸し出しについては下記リンクをご覧ください。)
核兵器廃絶平和都市宣言記念展
平和を脅かす核兵器の廃絶を訴え、市民の皆様が作成した千羽鶴、絵手紙、被爆学生服、被爆者の描いた絵、被爆写真、平和市民代表団の活動報告などを展示します。
募金箱を設置しています
多くの皆様にご支援、ご協力をいただき、ありがとうございます。
平和基金募金箱は市役所内2か所に設置しています
- 市庁舎1階 展示スペース被爆学生服付近
- 市庁舎4階 協働政策課窓口
このほかにも、福祉ふれあいまつり、食とくらしの祭典では平和市民代表団団員による募金活動を行っています。また、平和祈念式典、核兵器廃絶平和都市宣言記念展などでも募金箱を設置しています。
(注意)募金をしていただいた方には平和市民代表団がデザインしたポケットティッシュを差し上げています。
ふるさと納税は下記リンクをご覧ください。
令和4年度における習志野市平和基金寄附金額
皆さまにご支援いただいた寄附金額は、常設募金箱含め165,390円となりました。
集められた寄附金は、貴重な基金として運用してまいります。
今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ先
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9301 ファックス:047-453-5578
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更新日:2024年01月04日