No.111 平成20年11月1日号 市史を食べよう5
市史を食べよう ドイツ捕虜編5
食に歴史あり。習志野の歴史の中でどんなものが食べられてきたのか、レシピを調べて歴史を“食べて”みることも、実に興味深いものです。
今回は、大正時代のドイツ捕虜が収容所で食べていた料理を紹介するシリーズの第5弾。
ドイツ風カツレツ“シュニッツェル”をご紹介します。
(注意)習志野市国際交流協会の皆さんのご協力で、当時のレシピの料理を再現していただきました。

シュニッツェル(ドイツ風カツレツ)
シュニッツェル
- 材料・分量(4人前)
- 豚肉 肩ロース(カツ・ソテー用)…4枚
- 塩…小さじ1/2
- こしょう…少々
- 小麦粉…大さじ3
- 溶き卵…1個分
- パン粉…1カップ
- 揚げ油…適量
- 【トッピング】
- ゆで卵のみじん切り…1個分
- アンチョビー…4枚
- レモンのスライス…4枚
- 調理方法
- パン粉は万能こし器で一度こし、細かくしておきます。
- 豚肉は両面5~6カ所ずつ筋切りし、叩いて薄く広げ、形を整えます。両面に塩、こしょうをふっておきます。
- 2.に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
- フライパンに少なめに(深さ2センチメートルぐらいまで)油を注いで170度に熱し、両面を2~3分ずつ、きつね色にカリッと「揚げ焼き」にします。
- 器に盛り、トッピングをのせます。お好みでクレソン、トマトなどを添えます。軽い口当たりのカツレツを、アンチョビーの塩気とレモンの酸味でいただきます。
こうしたドイツ料理が習志野の地で毎日盛んに作られ、1,000人のドイツ兵のおなかを満足させていた─習志野の歴史には、そんな1ページが埋もれているのです。あなたも、歴史の中から「味の発掘」をしてみませんか。
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更新日:2022年09月29日