No.111 平成20年11月1日号 市史を食べよう5

更新日:2022年09月29日

ページID : 5295

市史を食べよう ドイツ捕虜編5

食に歴史あり。習志野の歴史の中でどんなものが食べられてきたのか、レシピを調べて歴史を“食べて”みることも、実に興味深いものです。
今回は、大正時代のドイツ捕虜が収容所で食べていた料理を紹介するシリーズの第5弾。
ドイツ風カツレツ“シュニッツェル”をご紹介します。
(注意)習志野市国際交流協会の皆さんのご協力で、当時のレシピの料理を再現していただきました。

緑の野菜、トマトやレモンのスライスなどが一緒にお皿に盛りつけられたシュニッツェル(ドイツ風カツレツ)の写真

シュニッツェル(ドイツ風カツレツ)

シュニッツェル

  • 材料・分量(4人前)
    • 豚肉 肩ロース(カツ・ソテー用)…4枚
    • 塩…小さじ1/2
    • こしょう…少々
    • 小麦粉…大さじ3
    • 溶き卵…1個分
    • パン粉…1カップ
    • 揚げ油…適量
    • 【トッピング】
      • ゆで卵のみじん切り…1個分
      • アンチョビー…4枚
      • レモンのスライス…4枚
  • 調理方法
    1.  パン粉は万能こし器で一度こし、細かくしておきます。
    2.  豚肉は両面5~6カ所ずつ筋切りし、叩いて薄く広げ、形を整えます。両面に塩、こしょうをふっておきます。
    3.  2.に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
    4.  フライパンに少なめに(深さ2センチメートルぐらいまで)油を注いで170度に熱し、両面を2~3分ずつ、きつね色にカリッと「揚げ焼き」にします。
    5.  器に盛り、トッピングをのせます。お好みでクレソン、トマトなどを添えます。軽い口当たりのカツレツを、アンチョビーの塩気とレモンの酸味でいただきます。

 こうしたドイツ料理が習志野の地で毎日盛んに作られ、1,000人のドイツ兵のおなかを満足させていた─習志野の歴史には、そんな1ページが埋もれているのです。あなたも、歴史の中から「味の発掘」をしてみませんか。

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