No.108 平成20年8月1日号 市史を食べよう2
市史を食べよう ドイツ捕虜編2
食に歴史あり。
習志野の歴史の中でどんなものが食べられてきたのか、レシピを調べて歴史を“食べて”みることも、実に興味深いものです。
今回は、大正時代のドイツ捕虜が収容所で食べていた料理を紹介するシリーズの第2弾。
煮込み料理“グーラッシュ”をご紹介します。
(注意)習志野市国際交流協会の皆さんのご協力で、当時のレシピの料理を再現していただきました。
グーラッシュ
グーラッシュ
- 材料・分量(4人前)
- 角切り牛肉(カレー・シチュー用)…500グラム
- 玉ねぎ…1
- ホールトマト…1(実だけ使う)
- パプリカパウダー…適量
- バター…20グラム
- 固形ブイヨン…1
- 水…1,000ミリリットル
- 生クリーム…160ミリリットル
- レモン汁…小さじ1
- 塩・黒こしょう…適量
- パセリ…適量
- 調理方法
- 牛肉に、塩・黒こしょう・パプリカパウダーをふり、全体にもみ込んでなじませます。
- 玉ねぎはスライスにします。
- 鍋を熱してバターを溶かし、1.の表面を強火弱で焼き、取り出します。
- 3.を入れて軽く塩をし、中火でいためます。透明感が出てきたら、ホールトマトをつぶして入れ、水・固形ブイヨンを入れて3.を戻します。
- 強火にして沸騰したらアクを取り、中火弱にしてふたをし、30分ほど煮込みます。生クリーム・レモン汁を順に入れて混ぜ、弱火でさらに5~10分煮込みます。塩・黒こしょうで味を調えて器に盛り、刻んだパセリを散らせば出来上がり。
こうしたドイツ料理が習志野の地で毎日盛んに作られ、1,000人のドイツ兵のおなかを満足させていた─習志野の歴史には、そんな1ページが埋もれているのです。あなたも、歴史の中から「味の発掘」をしてみませんか。
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更新日:2022年09月29日