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No.48 平成13年3月1日号 埋蔵文化財保護入門2 〜発掘調査と整理作業〜

更新日:2007年8月23日

埋蔵文化財保護入門2 -発掘調査と整理作業-

 前回に引き続いて、谷津1丁目に所在する平安時代の集落跡「谷津貝塚E点」(約1100年前)について紹介します。
 出土遺物のなかには、赤褐色の素焼きの土師器〔はじき〕という土器がたくさんありました。その大部分がおわんやお皿ですが、そのなかに器の側面や底などに墨で文字が書かれている墨書土器〔ぼくしょどき〕が200点以上あります。文字の大部分が「出」と読める漢字一文字です。村人(住んでいた集団)が何か共通の意織を持って書いたと思われますが、この「出」という文字が具体的に何を表すのかはわかりません。一般的に地名や施設、人名、身分、信仰、容器の用途などを表すと考えられています。およそ律令政治の盛衰を背景として各地に出現する墨書土器の一端を、この遺跡でも垣間見ることができます。近くの谷津小学校東側からは古墳時代から奈良時代にかけての集落跡も発見されています。谷津の地には、いにしえより人々が連綿と生活を営んできた痕跡が刻まれているのです。

 さて、こうした遺跡はどのように発掘され整理・記録されていくのでしょうか?発掘調査は、住居跡などの遺構〔いこう〕が確認できる面まで重機や人力で土を掘り下げて、遺構の範囲を確認し、その後シャベルを用いて慎重に掘り進めます。遺構や出土する遺物の位置等は測量実測して図面に残し、写真などにも記録します。これらの作業が終ったら土をもと通りに埋め戻して、これで現場での発掘作業は終了しますが、次にその遺跡の内容を調査報告書としてまとめていく整理作業があり、ここでは正確な分析や図示が要求されます。出土した遺物は洗浄し、出土位置の番号を記す注記、接合、実測、拓本(墨で土器等の模様を紙に写し取る)、遺物の写真撮影、実測図面のトレース、原稿を書いたりして調査報告書ができあがります。報告書は研究機関などへ配付され利用されます。こうして通常再び見ることができない遺跡が調査報告書として残されます。

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