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習志野市 未来のために〜みんながやさしさでつながるまち〜習志野
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No.60 平成14年12月1日号 実籾本郷 −悠遠なる村の姿−

更新日:2007年8月23日

新ならしの散策 No.60

実籾本郷 −悠遠なる村の姿−

 実籾本郷地区は、東側の道路を隔てて千葉市に隣接し、今でも広い畑が残り、のどかな田園風景が広がっています。この地は、実籾3丁目遺跡と呼ばれる遺跡が存在し、はるか数千年前の縄文時代の集落があった場所でもあります。

 市教育委員会は今年の6月から約1か月半をかけて、遺跡の一部の発掘調査を実施しました。その結果、縄文時代の竪穴住居跡(中央部には、明かりにしたり、暖をとったり、調理をした炉の跡がある)が見つかりました。また発掘を進めていくと、鎌倉時代には、窪地の自然地形を利用して、その斜面を大規模に造成し、墓地などの特別な区域をつくっていたことがわかりました。この墓域では、埋葬の前の遺体を安置した場所と思われる地下式壙〔ちかしきこう〕や井戸と思われるものも見つかっています。更に興味深いことに、このすぐ側で、同時代の道路跡が見つかりました。驚いたことに、この道路は、地面を掘り窪め、そこに近くの縄文時代の貝塚から掘り出した貝を細かく粉砕して踏み固め、道路の基面をつくっていたようなのです。従って、貝と一緒にたくさんの縄文土器〔どき〕や石器〔せっき〕が出土しており、鎌倉時代の人々は、縄文時代の貝塚を無意識のうちに発掘していたとも言えそうです。そこから発見される縄文時代の土器を、道路をつくった彼らはどのように感じていたのでしょうか?
 ここ実籾本郷の地は室町時代の実籾城との関わりを含め、未だ多くの謎を秘めた地域でもあります。鎌倉時代にも、今の実籾霊園のように、特別な霊園が整然と整備されていたのかもしれません。こうした大規模な土木工事に携わった当時の実籾本郷の村人は、彼らを支配する権力者に統制されていたことが容易に想像されます。そんな統括的な村の様子が、広い畑やのどかな田園風景の向こうに、悠遠の昔より見えてくるようですね

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