平和市民代表団 (広島・長崎派遣)
広島・長崎市平和式典へ市民代表団を派遣しています。
戦争について語れる方が年々少なくなっています。平和を守っていくには、私たち1人ひとりが、戦争を体験した方の心に深く刻まれた悲しみや思い、戦争の傷ましい事実を語れる継承者となっていかなくてはなりません。
市では、戦後50年目の節目(平成7年)から毎年、被爆地である「広島市」「長崎市」へ戦後世代の中学生、高校生を中心とした『習志野市平和市民代表団』を派遣しています。
現地では、平和式典に参列し、被爆者の方との交流、原爆資料館などの見学を通して、戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さについての認識を深め、継承者の育成を図っています。
構成員
- 市内中学生:7名
- 市内高校生:2名
- 中学校教諭:1名
- 習志野市原爆被爆者の会:1名
計11名
※令和5年度から、より多くの若い世代に体験したことを周囲に伝えてもらうため市民代表団の人数を拡充しています。
令和4年度 広島派遣
令和5年度 長崎派遣
令和5年度の活動
長崎派遣(8月24日〜8月25日)
平和祈念像前にて
令和5年度長崎派遣は、8月9日に行われる長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が台風の影響により、関係者のみの参列となったことから、日にちを変更し8月24日・25日の二日間で長崎市へ赴き、学んできました。
日程
- 1日目 三菱兵器製作所住吉トンネル跡、市内フィールドワーク(原爆落下中心地、被爆当時の地層、浦上天主堂遺壁、浦上天主堂、如己堂・永井隆記念館、山里小学校、山里小学校内防空壕、平和祈念像、長崎の鐘、平和の泉、市内防空壕)
- 2日目 長崎原爆資料館(被爆体験講話含む)
三菱兵器製作所住吉トンネル跡
原爆落下中心地
浦上天主堂
如己堂
長崎原爆資料館
被爆体験講話
報告書 『未来へ平和を語り継ぐ』
派遣の報告書として『未来へ平和を語り継ぐ』を発行しています。市内各公民館、図書館、学校にて閲覧が可能です。
また、協働政策課で貸し出しをしています。
令和5年度 長崎派遣報告書 (PDFファイル: 11.4MB)
(注意)上記より令和5年度長崎派遣の報告書が閲覧できます。
令和4年度の活動
広島派遣(8月5日~8月7日)
ヒロシマ青少年平和の集い
令和4年度広島派遣では、平和記念式典の参列を始め、市内被爆施設の見学、ヒロシマ青少年平和の集いで全国の青少年と平和について学び、意見交換などを行いました。
日程
- 1日目 出発式、ヒロシマ青少年平和の集いへの参加、広島市役所旧庁舎資料展示室の見学
- 2日目 平和記念式典への参列、平和記念公園内千羽鶴献納、袋町小学校平和資料館見学、本川小学校平和資料館見学、とうろう流し、平和記念資料館見学
- 3日目 ボランティアガイド案内(平和記念公園、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、原爆ドームなど)
※派遣の詳細はページ下部の報告書に記載しています。
平和記念式典会場内インタビュー
黙とう
平和記念資料館
ボランティアガイドによる案内1
ボランティアガイドによる案内2
ボランティアガイドによる案内3
次世代へ繋ぐ
令和5年度 福祉ふれあいまつりでの発表
団員は一人でも多くの方に平和の尊さを知ってもらうため、それぞれの学校や市内のイベントで、広島・長崎派遣で学んだことを報告しています。
令和5年度 食と暮らしの祭典での募金活動
また、習志野市原爆被爆者の会の方と一緒に、令和5年11月11日(土曜日)と12日(日曜日)に開催した「食とくらしの祭典」でパネル展示により派遣活動内容を来場者に周知し、募金活動を行いました。
たくさんの方々に御協力いただき、ありがとうございました。
※平和基金については下記リンクを参照ください。
この記事に関するお問い合わせ先
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9301 ファックス:047-453-5578
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更新日:2024年03月19日