平和市民代表団 (広島・長崎派遣)
広島・長崎市平和式典へ市民代表団を派遣しています。
戦争について語れる方が年々少なくなっています。平和を守っていくには、私たち1人ひとりが、戦争を体験した方の心に深く刻まれた悲しみや思い、戦争の傷ましい事実を語れる継承者となっていかなくてはなりません。
市では、戦後50年目の節目(平成7年)から毎年、被爆地である「広島市」「長崎市」へ戦後世代の中学生、高校生を中心とした『習志野市平和市民代表団』を派遣しています。
現地では、平和式典に参列し、被爆者の方との交流、原爆資料館などの見学を通して、戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さについての認識を深め、継承者の育成を図っています。
構成員
- 市内中学生:2名
- 市内高校生:2名
- 中学校教諭:1名
- 習志野市原爆被爆者の会:1名 計6名
令和元年度 長崎派遣
令和4年度 広島派遣
令和4年度の活動
広島派遣(8月5日~8月7日)
ヒロシマ青少年平和の集い
令和4年度広島派遣では、平和記念式典の参列を始め、市内被爆施設の見学、ヒロシマ青少年平和の集いで全国の青少年と平和について学び、意見交換などを行いました。
日程
- 1日目 出発式、ヒロシマ青少年平和の集いへの参加、広島市役所旧庁舎資料展示室の見学
- 2日目 平和記念式典への参列、平和記念公園内千羽鶴献納、袋町小学校平和資料館見学、本川小学校平和資料館見学、とうろう流し、平和記念資料館見学
- 3日目 ボランティアガイド案内(平和記念公園、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、原爆ドームなど)
※派遣の詳細はページ下部の報告書に記載しています。
平和記念式典会場内インタビュー

黙とう
平和記念資料館
ボランティアガイドによる案内1
ボランティアガイドによる案内2
ボランティアガイドによる案内3
令和3年度の活動
令和3年度は8月5日から7日まで、広島市への派遣を計画していましたが、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」において一般席および自治体席を設けない旨が示され、参加を予定していた「ヒロシマ青少年平和の集い」についてもオンラインでの開催となったことから派遣事業を中止しました。
また、平和市民代表団の結成については、戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さについてより深く学び、考えるための契機の一つである、被爆者の方との交流や式典への参列が中止となり、十分な学習の時間を確保できないことから代表団を結成しないこととしました。
令和2年度の活動
令和2年度平和市民代表団の派遣事業は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止しました。
令和元年度の活動
長崎派遣(8月8日〜8月10日)
青少年による山王神社 二の鳥居の案内
令和元年度長崎派遣では、長崎原爆犠牲者慰霊式平和祈念式典の参列を始め、市内被爆施設の見学を行い、青少年ピースフォーラムでは、全国の平和使節団の青少年と平和について学び、意見交換などを行いました。
日程
- 1日目 出発式、青少年ピースフォーラム(1日目)への参加、平和の灯コンサート見学
- 2日目 城山小学校見学、長崎原爆犠牲者慰霊式平和祈念式典の参列、青少年ピースフォーラム(2日目)への参加、原爆資料館見学、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館見学、グラバー園見学
- 3日目 長崎市内の被爆施設を見学
城山小学校
平和式典でのインタビュー
原爆資料館

原爆落下中心地
次世代へ繋ぐ
令和元年度 福祉ふれあいまつりでの発表
団員は一人でも多くの方に平和の尊さを知ってもらうため、それぞれの学校や市内のイベントで、広島・長崎派遣で学んだことを報告しています。
令和4年度 食と暮らしの祭典での募金活動
また、次世代へ平和派遣を繋げるため、習志野市原爆被爆者の会の方と一緒に、令和4年11月12日(土曜日)と13日(日曜日)に開催した「食とくらしの祭典」でパネル展示により派遣活動内容を来場者に周知し、募金活動を行いました。
たくさんの方々に御協力いただき、ありがとうございました。
※平和基金については下記リンクを参照ください。
報告書 『未来へ平和を語り継ぐ』
派遣の報告書として『未来へ平和を語り継ぐ』を発行しています。市内各公民館、図書館、学校にて閲覧が可能です。
また、協働政策課で貸し出しをしています。
(注意)上記より令和4年度広島派遣の報告書が閲覧できます。
この記事に関するお問い合わせ先
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9301 ファックス:047-453-5578
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更新日:2023年03月22日