令和5年2月定例記者会見

更新日:2023年02月24日

ページID : 20150

概要

日時

令和5年2月14日(火曜日)午前10時から午前11時まで

場所

市役所3階大会議室

議題

  1. 令和5年 習志野市議会第1回定例会
  2. 令和5年度 予算案/令和4年度 補正予算案
  3. 習志野市、隕石をつくりました!

1.令和5年習志野市議会 第1回定例会

令和5年習志野市議会第1回定例会について、お知らせします。

招集日は2月16日(木曜日)で、会期は3月17日(金曜日)までの30日間です。

一般質問は、2月27日(月曜日)~3月3日(金曜日)の5日間で予定されており、本会議の映像は、市ホームページで生配信と録画配信の両方が視聴可能です。

招集日に提案する議案件数といたしましては、予算9件、一部改正条例7件、人事案件1件、財産案件2件、計19件の議案を提案する予定でございます。この他、報告を1件予定しております。

議案第1号から第7号までの令和5年度当初予算7件 と議案第8号および第9号の令和4年度補正予算2件については、後ほど説明いたします。

次に、議案第10号は、習志野市 個人情報保護法施行条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、本年4月から適用となる「個人情報の保護に関する法律」の規定が及ばない部分が生じることを防ぐため、経過措置として規定するものです。

次に、議案第11号は、習志野市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、「電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律」の改正に伴い、改正するものです。同法の改正により、コンビニ等における印鑑登録証明書の交付申請手続について、マイナンバーカードによる方法に加え、マイナンバーカードの機能が搭載されたスマートフォンによる方法が可能となります。さらに、今後もマイナンバーカードの運用について法改正が見込まれることから、マイナンバーカード等を用いたコンビニ交付については、規則で定めることとします。

議案第12号は、習志野市 国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、「健康保険法施行令」の改正に伴い、改正するものです。このたび、出産費用が増加していることを考慮し、「健康保険法施行令」が改正され、社会保険における出産育児一時金の総額が「50万円」に引き上げられたことから、本市においても、支給総額を現行の「42万円」から「50万円」に引き上げるものです。

次に、議案第13号は、習志野市 建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、「建築基準法」、「建築物 エネルギー消費性能基準等を定める省令」等の改正に伴い、改正するものです。改正内容は、記載の手数料を新設し、また、項目の見直しを行うものです。

次に、議案第14号は、習志野市 子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、「子ども・子育て支援法」の改正に伴い、条例で引用している条項番号を改正するものです。

議案第15号は、習志野市子どもの医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、子どもの医療費等の助成を拡大するものです。具体的な改正内容は、次の2点です。1点目は、助成の対象となる子どもの範囲を拡大するものです。現在、助成の対象となる子どもの範囲は中学3年生までとしておりますが、子育て世帯の家計負担の更なる軽減を図ることを目的に、助成の対象となる子どもの範囲を18歳に達する日以後の最初の3月31日までに拡大いたします。

2点目は、自己負担金の月額上限を導入するものです。入院1日又は通院1回につき300円の自己負担金について、1人の子どもにつき、同一保険医療機関における一月の11日以降の入院および6回以降の通院に係るものを無料といたします。

次に、議案第16号は、習志野市消防団条例の一部を改正する条例の制定についてです。本条例案は、消防団員の定数のうち、階級区分ごとの内訳については、規則で定めることするものです。

次に、議案第17号は、教育委員会の委員に係る議案です。

議案第18号及び第19号は、いずれも、財産の貸付けに係る議案です。市立大久保第二保育所及び菊田第二保育所の私立化に伴い、保育所用地に係る貸付料を、市が定める算定基準に基づく金額より減額して貸し付けるものです。

議案につきましては、以上となります。
議案については各担当課まで、議会の日程・放送の詳細については議会事務局までお問い合わせください。

2.令和5年度 予算案/令和4年度 補正予算案

令和5年度習志野市予算案の概要をご説明いたします。

前年度との比較につきましては、令和4年度当初予算に基づいております。

令和5年度の一般会計予算額は、705億7千万円であります。前年度と比較して11.8パーセント、74億5千万円の増加となっており、当初予算としては過去最大規模であります。

特別会計は、国民健康保険特別会計が、137億1千869万7千円、介護保険特別会計が、143億9千443万7千円、後期高齢者医療特別会計が、25億325万8千円であります。

また、公営企業会計は、ガス事業会計が、127億1千230万円、水道事業会計が、36億9千880万円、下水道事業会計が、110億2千790万円であります。
ガス事業会計及び水道事業会計は、エネルギー価格の高騰により、費用が増大しておりますが、市民生活へこれまで以上に負担をおかけすることのないよう予算編成に取り組んだ結果、純損失を見込んでおります。これらの純損失については、2事業いずれも、過去の純利益を積み立てた利益剰余金により、補てんする予定であり、安定供給に支障が出ることはありません。

一般会計の特徴を申し上げますと、歳入は、根幹となる市税収入は、前年度と比較して3.4%、約9億9千万円増の300億8千万円を計上いたしました。また、地方交付税は、前年度と比較して19.3%、約4億3千万円増の26億4千万円を計上いたしました。この他、財政調整基金からの繰入金として、前年度同額の25億円を計上することなどにより財源を確保いたしました。

歳出は、小・中学校の改築工事や長寿命化改修工事、こども園の整備工事などが本格化することから、普通建設事業費で約64億7千万円の増加となりました。
また、「出産・子育て応援給付金」をはじめとする子ども・子育て支援や、障がい者支援などに係る扶助費で約2億1千万円の増加、放課後児童会の民間委託の増加や各公共施設における光熱水費の増加などにより、物件費で約6億9千万円の増加となりました。

以上、概要をご説明いたしましたが、後期第2次実施計画のスタートとなる令和5年度当初予算は、「将来を育む投資予算」として編成いたしました。
コロナ禍を乗り越えつつある今、将来に向けた公共建築物の再生に取り組むとともに、魅力ある行政サービスを持続的、安定的に提供できるよう全力を尽くしてまいります。

引き続き、令和5年度当初予算の詳細を申し上げます。

継続費は、芝園清掃工場延命化対策事業、小学校長寿命化改修事業、中学校長寿命化改修事業など7件を新規に設定いたしました。

債務負担行為は、都市計画道路用地の取得費、鷺沼東跨線橋補修工事委託など14件を新規に設定いたしました。

一般会計の分析として、それぞれの款ごとに、主な増減理由を説明いたします。

1款、市税の増加要因は、納税義務者の増加に加え、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復や固定資産税の増加などによるものです。

14款、国庫支出金は、前年度より約12億3千万円増の112億5千万円となっております。主な増加要因は、保育所等整備交付金、大久保小学校校舎改築事業交付金などで、主な減少要因は、橋りょう対策事業などであります。

18款、繰入金は、前年度より約22億1千万円増の53億7千万円を基金から繰り入れることといたしました。

このうち、財政調整基金からは、前年度同額の25億円を繰り入れ、財源の確保を図りました。

公共施設等 再生整備基金からは、第二中学校校舎改築事業などの財源として、約13億4千万円を繰り入れます。この結果、令和5年度末の一般会計の基金残高は、106億7千万円となる見込みであります。

21款、市債は、前年度より約18億6千万円増の62億7千万円となっております。主な増加要因は、大久保小学校校舎改築事業、第二中学校 校舎改築事業、(仮称)向山こども園 整備事業などで主な減少要因は、臨時財政対策債などであります。

歳出の状況について「目的別経費の状況」の表と主な増減理由を説明いたします。

3款、民生費は、前年度より約25億4千万円増の306億5千万円で、主な増加要因は、(仮称)向山こども園整備事業、保育所私立化事業などで、主な減少要因は、児童福祉法に基づく給付事業、介護施設等整備事業などであります。

4款、衛生費は、前年度より約8億3千万円増の58億6千万円で、主な増加要因は、芝園清掃工場延命化対策事業、出産・子育て応援事業などであります。

8款、土木費は、前年度より約2億6千万円増の51億2千万円で、主な増加要因は、用地取得事務費、近隣(防災)公園 整備事業などであります。主な減少要因は、橋りょう対策事業などであります。

10款、教育費は、前年度より約38億7千万円増の118億8千万円で、主な増加要因は、大久保小学校校舎改築事業、第二中学校校舎改築事業などで、主な減少要因は、旧給食センター解体事業などであります。
以上が、一般会計の主な特徴でございます。

予算編成方針の5つの重点事項について、当初予算に計上した具体的事業のうち、新規事業を中心に主なものを申し上げます。

「誰もが健康を維持できる保健・医療・福祉を充実すること」では、1番、出産・子育て応援事業は、国の「出産・子育て応援交付金」を活用し、妊娠期から出産・子育て期までの「伴走型相談支援」と「経済的支援」を一体的に実施いたします。
3番、地域生活支援事業は、重度障がい者に対して修学に必要な身体介護等を提供する「重度訪問介護利用者大学等修学支援事業」を実施いたします。

5番、母子健康診査事業は、3歳児健康診査において実施する、眼科のスクリーニングに目の疾病等を早期発見するための屈折検査を導入いたします。

「子どもが健やかに育つ環境の整備を推進すること」では、21番、保育所私立化事業は、令和6年度に私立化を行う大久保第二保育所及び菊田第二保育所において移管先法人との共同保育や施設整備費等の補助を実施いたします。

22番、子どもの医療費等助成事業は、令和5年4月診療分から、助成対象を高校生相当年齢まで引き上げることに加え、同年8月診療分から、自己負担金の月額上限設定を導入いたします。なお、保育所私立化事業及び子どもの医療費等助成事業は、別途、議案の提案を行っております。

27番、(仮称)向山こども園整備事業は、令和6年度の開設を目指し、令和4年度に引き続き、(仮称)向山こども園の整備を実施することに加え、28番、(仮称)藤崎こども園整備事業は、令和7年度の開設を目指し、(仮称)藤崎こども園の整備に取り組みます。

「未来をひらく高水準な教育と生涯にわたる学びを推進すること」では、30番、鷺沼小学校建設事業は、鷺沼小学校の校舎・体育館等の建設工事のための基本計画を策定いたします。
33番、市立小中学校給食費無償化事業は、千葉県の補助金を活用し、第3子以降の児童生徒の学校給食費を無償化いたします。
36番、情報教育推進事業は、1人1台タブレット端末を活用し、AI型デジタルドリルを導入することで、個別最適な学びの実現を図ります。

50番、大久保小学校校舎改築事業から54番、中学校長寿命化改修事業までの各事業は、大久保小学校及び第二中学校の改築工事、向山小学校、屋敷小学校、第一中学校の長寿命化改修工事、大久保東小学校の改築工事に向けた設計などに取り組むものです。

「賑わいと活力を創出する地域経済・産業の振興を推進すること」では、58番、中小企業振興事業は、中小企業等が融資を受けた際に支払う信用保証料を補助することで、市内事業者を支援いたします。

「公共施設等総合管理計画に基づく取組を推進すること」では、59番、芝園清掃工場延命化対策事業は、令和5年度及び令和6年度の継続事業として、芝園清掃工場の基幹設備や設備機器の更新を実施いたします。

「その他」といたしまして、67番、地球温暖化対策事業は、地球温暖化対策の取組の一つとして温室効果ガスの吸収量を確保するため、自治体間協定に基づく森林整備に負担金を支出いたします。

69番、情報通信基盤整備事業は、窓口への来庁や講習会の申し込みなどにインターネット予約を導入し、市役所業務のICT化を推進いたします。

令和5年度予算における、財政健全化に向けた指標等について、記載いたしましたので、ご参照ください。令和5年度予算案につきましては、以上となります。

 

引き続き、令和4年度補正予算についてご説明いたします。
今回の補正予算は、事業費の実績等に基づき、予算額を減額する一方、退職手当や県の事業進捗に伴う都市計画道路の負担金、国の補正予算を活用した事業費などを増額するものであります。

「令和4年度習志野市下水道事業会計 補正予算第2号の概要」を御覧ください。
下水道事業会計の補正予算は、鷺沼放流幹線下水道建設工事委託の継続費の年割額を変更するとともに、津田沼浄化センター改築工事委託1-1系水処理設備等の継続費を廃止するもので、これにより、資本的支出などを増額するものであります。

令和4年度補正予算につきまして、以上となります。

3.習志野市、隕石をつくりました!

令和2年7月2日午前2時32分ごろ、関東地方を西から東へ移動する明るい火球が目撃され、習志野市内のマンションに落下し、習志野隕石1号と命名されたということを覚えておりますでしょうか。
当時、県立中央博物館などで限定公開されましたが、そのあとは貴重な資料のため、つくばにある国立科学博物館に保管され、多くの市民が目にすることはありませんでした。
それから2年7ヶ月、このたび、習志野市のシティセールスの一環といたしまして、習志野隕石1号の模型を3Dプリンターで制作し、皆さんにお披露目することとしました。
模型の呼び名は「習志野隕石レプリカ」であり、2月20日(月曜日)から市庁舎1階総合受付前にて常設展示いたします。
習志野市では、習志野の名前がついた貴重なサンプル、宇宙からの贈り物として、多くの市民及び来庁される市外の方に広く見ていただくとともに、子どもたちが科学への興味、宇宙へのロマンを感じるきっかけになればと思っております。

詳しくは、広報課までお問い合わせください。

資料・関連リンク

1.令和5年 習志野市議会第1回定例会

2.令和5年度 予算案/令和4年度 補正予算案

3.習志野市、隕石をつくりました!

この記事に関するお問い合わせ先

このページは広報課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎3階
電話:047-453-9220 ファックス:047-453-9313
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