「習志野ドイツフェア2021」中止のお知らせ

更新日:2022年09月29日

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「習志野ドイツフェア2021」中止

 例年10月中旬に、津田沼公園・モリシア津田沼で開催しておりました「習志野ドイツフェア2021」は、新型コロナウイルス感染症の影響により、来場者・参加者・関係者の安全確保を最優先に検討した結果、開催を中止することといたしました。
 開催を楽しみにしてくださった皆様には、ご迷惑をお掛けしますが、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

習志野ドイツフェア2021実行委員会

主催

習志野ドイツフェア20201実行委員会
(習志野商工会議所、津田沼南口商店会、習志野市商店会連合会、モリシア津田沼、習志野市)

習志野ドイツフェアって?

 日本とドイツの友好150周年を記念し、本市とゆかりの深いドイツ国への関心を高めるとともにこのイベントを通して多くの方に本市との関係を紹介するため、平成22年に第1回目となる「日独交流150周年 ドイツフェア&グルメフェスタ〜習志野Oktober Markt 2011」を開催し、今年で第10回目を予定していました。

習志野市とドイツの関係

 約100年前の大正4年(1915年)、現在の東習志野地域に習志野 俘虜(ふりょ)収容所があり、多い時は1,000名ものドイツ兵が生活していました。収容所所長の西郷寅太郎(注意:西郷隆盛の嫡男)はドイツ文化を深く理解しており、彼の計らいによりドイツ兵は収容所内で畑を耕し、ビールやワインを造り、時には劇団の公演、オーケストラ演奏、スポーツ大会など様々な活動を行い、また、地域住民との交流も行われていました。

野外で演奏をしている習志野俘虜オーケストラの方々の写真

習志野俘虜オーケストラ

 当時の農商務省は、ドイツ国内でソーセージ職人であったカール・ヤーン氏ら5人が収容所内でソーセージを製造していることを知り、同省畜産試験場の飯田 吉英(よしふさ)技師らを収容所に派遣し、ソーセージ製造の秘伝を公開していもらいました。
 このソーセージ製法が農商務省主催の講習会を通じて全国の食肉加工業者に伝わったことから、習志野市ではこの歴史的事実を地域資源に「ソーセージ製法 伝承の地」として、地域活性化に取り組んでいます。
 また、習志野商工会議所では、当時のレシピをもとに現代風にアレンジした「習志野ソーセージ」を地域ブランド(ご当地グルメ)として売り出しています。

飯田技師、カール・ヤーン氏がソーセージの製造を行っている場所で撮影されたセピア色の写真

右から飯田技師、カール・ヤーン氏/写真提供 かすみがうら市郷土資料館

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