在宅医療・介護をイメージする

更新日:2023年10月31日

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できる限り、住み慣れた地域で暮らし続けたい

在宅生活と医療・介護

高齢化が進み、伸び続ける「平均寿命」と、自立して日常生活を送れる期間である「健康寿命」との間には約10年の差があるといわれています。介護や手助けを受けながら長期の療養生活を送ることになるのです。

高齢者が、病気になっても介護が必要になっても、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、自宅等で必要な医療や介護サービスを受けられる体制が必要です。

習志野市では、地域の医療機関や介護施設等、関係機関が連携し、様々な職種の協働による在宅医療・介護の連携や、地域における支援体制構築が図られるよう事業をすすめています。

こんなときどうする

病気になったらどうするの?

病気になったら、医療を利用しましょう。

在宅医療の中心となるのは、患者の体のことや日頃の健康状態を把握しているかかりつけ医です。また、口の健康はかかりつけ歯科医に相談しましょう。かかりつけ薬局を持つと、薬の重複や飲み合わせをチェックしてくれるので安心です。

介護が必要になったらどうするの?

介護が必要になったら、介護サービスを利用しましょう。

介護サービスを活用することは、要支援・要介護状態の軽減と悪化の防止に役立つとともに、介護者の負担を減らし、無理なく在宅での療養生活を続けていくことにつながります。サービス利用の相談は、高齢者相談センターまたは市役所介護保険課窓口にて承ります。

急な入院になったら

入院した時から、退院に向けての準備が始まります。

退院後、自力での生活が難しい場合はどこで療養するか、誰が介護するのか、家族が直面する課題となります。入院中に病院の医療ソーシャルワーカーや退院調整看護師に相談しましょう。

「その日」は必ずやってくる。最期をどう過ごす?

在宅療養を続けた先にあるのが在宅での看取りです。

在宅医療や介護サービスを活用することで最期まで自宅で家族と過ごすことも可能です。人生の終わりをどのように迎えたいかをまず自分自身の価値観・人生観でよく考えてみましょう。そして、家族や友人等の身近で信頼できる人や医療関係者と話し合いましょう。自分の意思を明確にし、周囲に依頼したいことを整理しておくのも良いです。

知っていますか?「ACP」

ACPとは、アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning)のことです。「人生会議」の愛称でも知られています。

ACPとは、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。自分の気持ちを話せなくなった「もしものとき」、ACPは、あなたの信頼する人たちが、あなたの希望や価値観を代弁する助けになります。そしてそれは、あなたの大切な人の心の負担を軽くするかもしれません。

相談窓口

相談は、高齢者相談センターにて承ります。

高齢者相談センターは、高齢者とその家族の介護・福祉・医療等に関わる様々な相談・支援の窓口です。地域の窓口へお気軽にご相談ください。
 

上記の話をまとめたパンフレットを配布中!

介護や医療が必要になっても、在宅での生活を続けるために活用していただける医療と介護サービス、相談窓口の紹介、元気なうちから準備をしておいていただきたいことなどをまとめたパンフレットです。高齢者支援課窓口、地域の高齢者相談センターのほか、市内医療機関、市内歯科医療機関、市内薬局、市内介護事業所等でも配布しています。
 

介護予防のすすめ

健康寿命を延ばすには、日頃の健康づくりが重要です。習志野市では、様々な介護予防の取り組みを実施しております。是非、自分に合う健康づくりを日々の生活に取り入れてみましょう。

習志野市の健康増進・介護予防事業の確認は下記リンクをご覧ください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

このページは高齢者支援課が担当しています。
所在地:〒275-0016 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-454-7533 ファックス:047-453-9309
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