麻しん(はしか)に注意しましょう
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした感染事例が報告されています。
今後、輸入症例や国内における感染事例が増加されることが懸念されます。
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスの感染によって起こります。
感染経路は飛沫・接触・空気感染があり、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
典型的なはしかは、高熱、せき、鼻汁、眼球結膜の充血、めやに、発疹を主症状とします。
最初3〜4日間は38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39〜40℃の高熱と発疹が出ます。高熱は3〜4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。
主な合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。
はしかは、医療が発達した先進国であっても、かかった人の約1000人に一人が死亡するとても重症の病気です。
そのため、病気にかからないよう、うつさないよう、予防接種が重要となります。
(参考「予防接種と子どもの健康」監修 予防接種ガイドライン等検討委員会)
予防接種について
現在、国で定めている麻しん・風しん混合(MR)ワクチン定期予防接種は、
1期:1歳から2歳誕生日前までに1回
2期:小学校就学前の1年間(年長児)に1回
としています。まだ接種を受けていない人は、早めの接種をお勧めします。
また、習志野市の独自制度として、中学3年生以下で麻しん・風しん混合(MR)、麻しん、風しんが未接種の人を対象に市が費用を負担し、無料で予防接種を受けることができます。
※それ以外の人に関しての、麻しん・風しん混合ワクチンの費用助成はおこなっておりません。
この記事に関するお問い合わせ先
このページは健康支援課(救急医療・予防接種係)が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-453-2922 ファックス:047-454-2030
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更新日:2024年03月14日