No.124 時を超えた手紙【2024年9月1日号】

更新日:2024年09月01日

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8月4日、タイムカプセルの開封を行いました。
今から20年前の2004年は、タイムカプセルが全国的なブームで市制施行50周年記念事業として実施されたものです。ガスを市営で供給している特徴を活かしガス管を使用し埋設しました。
埋設場所には、秋津にある福祉事業所「花の実園」の当時の皆さんが作成した標石が設置され、そこに記された「2024年8月に封印を解く」に従いこの日を迎えました。発掘も花の実園の皆さんにご協力いただきました。
カプセルには市内の幼稚園や保育所に通っていた子どもとご家族をはじめ、市民の皆さんのメッセージや写真など約5千点を入れていただきました。そしてこの日、当時の荒木勇前市長をはじめ集まっていただいた皆さんと一緒に開封しました。紙も写真も封に用いたテープまでも全く劣化が無い状態で驚きました。
開封されたメッセージ、子ども達は乳幼児なので絵が中心でしたが、感動したのは保護者の手紙。宛先は20年後の我が子で当時の子育ての悩みを親となっているかもしれない子どもに宛てたものもありました。会場には記憶を楽しむ人、懐かしむ人、そして別れを偲ぶ姿がありました。
この20年間、本市でもさまざまな変化がありました。
2006年には、法改正により新しく制度化された幼稚園と保育所を合体させた施設「こども園」を千葉県で初めて設置しました(東習志野こども園)。2011年の東日本大震災では、震源から500キロメートル以上離れた本市でも被災しました。2013年には新しい街「奏の杜」が誕生しました。2017年には、市役所が新庁舎となり防災拠点も完成しました。2019年には公共施設再生に初めて民間活力を導入した「プラッツ習志野」が完成しました。そして、2020年から昨年5月までは世界中が未曽有の感染症に対応し、生活が一変しました。
しかし、いつも課題はみんなで乗り越え、目標には必ず到達してきました。
この日、20年前の約束が果たされ50周年事業が終わり、開封されたメッセージで感動する事により70周年事業となりました。
花の実園の方がタイムカプセルを持ち上げる姿を見守る市長と副市長
タイムカプセルを開ける宮本市長、荒木前市長、佐々木議長とそれを見守る遠藤副市長。

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