No.7「新しい年度に向けて」【2012年2月1日】

更新日:2022年09月29日

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 平成24年も、はや1カ月が過ぎました。寒い日々が続いていますが、もうすぐ立春。暦の上では春です。
 現在、市では平成24年度の予算案を作成中であり、今月22日から始まる予定の市議会で審議されます。市長として初めて編成するこの予算は、習志野市の新時代にふさわしいまちづくりの将来像を描くために大変重要なものと認識しています。そこで、私は次のことを重点項目に掲げました。
 まずは、何と言っても東日本大震災からの復旧・復興です。大きな被害に遭った本市では、まだその爪痕が残されています。復旧・復興なくして、今後の本市の発展はありません。1月10日には町会の代表、大学教授らで構成する被災住宅地公民協働型復興検討会議から提言書をいただきました。昨年7月から6回にわたる会議を経てまとめられた貴重な提言です。これをしっかり受け止め、市民の皆様のご理解を得ながら復旧・復興への確かな道筋をつけてまいります。
 次に、安全で安心なまちづくりの推進です。昨年の災害は私たちに大きな教訓を残しました。これを無にせず、今後の災害に備えて、被害を最小限に抑えられるよう、組織体制や都市基盤を強固にしていかなければなりません。そのため、地域防災計画の見直しや小中学校の耐震補強工事などを実施するとともに、築47年で老朽化した市庁舎の今後の対応について方向性(一時移転、建替等)を示していきます。
 その他、保育所の待機児童対策、高齢者・障害者(障害児)福祉施策、保健・医療施策、JR 津田沼駅南口の区画整理事業、公共施設の老朽化対策、環境問題など、山積する課題に積極的に取り組んでまいります。
 また、4月に市役所の組織を変更します。災害をはじめとする危機管理体制を強化するため、安全対策課を衣替えし危機管理課を設置します。さらに新たな組織として、情報の発信および市民の皆様の声を聞く体制を強くするための秘書広報室、老朽化した公共施設の再生を図る資産管理室を設けます。加えて、市民協働のまちづくりを一層推進するため、市民活動の支援機能を一元化します。複雑化・多様化する今の課題にスピーディーに対応でき、市民の皆様にわかりやすい組織としていきます。
 3月には市民プラザ大久保、4月には杉の子こども園、ひまわり発達相談センターなど新しい施設もオープンします。常に前へ前へと歩みを進めるよう全力をあげてまいります。引き続き、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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