内水ハザードマップ

更新日:2022年09月29日

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WEB版防災ハザードマップ

習志野市WEB版防災ハザードマップを公開しています。

内水ハザードマップとは

 内水ハザードマップは、下水道の雨水排水能力を上回る降雨が生じた際に、下水道その他の排水施設の能力不足や河川の水位上昇によって雨水を排水できない場合に、浸水の発生が想定される区域等の浸水に関する情報や、避難場所、洪水予報・避難情報の伝達方法等の避難に関する情報を記載したものです。また、このような避難・誘導ガイドとして活用されるほか、地下室への止水板・土のうの設置等、住民の自助を促すために活用されるものです。

  • (注意)このマップは昭和50年10月5日に千葉測候所で観測された、過去最大降雨である1時間当たり71.0ミリメートルを基に浸水想定と過去の浸水被害箇所を重ね合わせて作成したものです。
  • (注意)道路排水施設(U字溝・集水桝)が落ち葉などにより流れにくくなった場合、浸水区域や浸水深が表示より大きくなる場合があります。
  • (注意)このマップの下水道管の情報は平成22年度末のものです。
  • (注意)このマップは水防法に基づき作成したものではありません。

よくある質問 Q&A

質問1 なぜ内水ハザードマップが必要なのですか。

 日本は、地形、気象などの自然条件から水害が発生しやすいという特徴があります。下水道の整備は進められていますが、事業を推進している間にも浸水被害を受ける可能性があります。その時の被害を軽減するために、平常時から浸水への住民の自助・共助を促す施策として、内水ハザードマップが有効になります。また、下水道の雨水排水能力を超えるような大雨が降る可能性があります。従って、そのような事態が生じた場合に備えた危機管理として、内水ハザードマップを効果的に活用して被害の軽減を図る必要があります。

質問2 内水ハザードマップ作成よりも下水道整備などの浸水対策事業を優先すべきではないのですか?

 内水による浸水対策については、下水道整備などによるハード対策と内水ハザードマップ作成などによるソフト対策があります。
これまでの整備により、浸水は減少してきていますが、すべて完了させるためには莫大な費用と長い年月を要します。また、高齢化により災害時における要配慮者の対策も懸念される状況にあります。このようなことから、災害(水害)が生じる危険性のある地域の人命と財産を守り、被害を最小限にとどめるためには、内水ハザードマップをはじめとするソフト対策も重要です。

質問3 内水ハザードマップと洪水ハザードマップの違いは何ですか。

 内水ハザードマップ、洪水ハザードマップとも、浸水に対して円滑な避難行動や平常時からの防災意識の向上に活用されるものです。その中で、内水ハザードマップでは、下水道の雨水排水能力を上回る大雨が降って、下水道その他の排水施設の能力不足や河川の水位上昇によって雨水を排水できないで発生する浸水を対象としています。一方、洪水ハザードマップでは、主に河川の堤防の決壊や河川から溢れた水により発生した浸水を対象としています。

質問4 内水はん濫・外水はん濫とはなんですか。

 河川の堤防を境に、一般に私たちが住んでいる堤防により守られている土地を堤内地、堤防と堤防の間の川を堤外地と呼びます。その中で、外水はん濫とは、堤外地側(河川・本川)から水があふれ、はん濫することをいいます。外水はん濫が一旦生じると、家屋の流出・倒壊などの被害の範囲や規模が大きくなります。一方、内水はん濫とは、外水の影響により排水が困難となった支川や水路、下水道施設などから水があふれることをいいます(本川は外水、支川は内水に分けられます)。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは下水道課が担当しています。
所在地:〒275-8666 千葉県習志野市藤崎1丁目1番13号
電話:047-475-3321 ファックス:047-477-8984
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