更新日:2020年9月8日
認知症とは、記憶障害や判断が不適切になるなど誰にでも起こりうる身近なものです。令和7年(2025年)には高齢者の約5人に1人が認知症になると見込まれています。
認知症は進行すると、日常生活や社会生活に支障をきたします。早期に気づいて、適切に対応することで症状が改善する、進行を遅らせることができます。
また、早期に相談機関を利用して繋がっておくことで、自分らしく暮らす時間を考える余裕が生まれる、将来の生活の準備をすることができます。
住み慣れたまちで希望をもっていきいきと!認知症ケアパス 認知症あんしんガイド(PDF:2,820KB)
「習志野市 住み慣れたまちで希望をもっていきいきと!認知症ケアパス 認知症あんしんガイド」をご活用ください。
認知症あんしんガイド(認知症ケアパス)とは、認知症と共に地域で暮らすために必要な知識・支援・サービスをまとめた手引きです。
次の内容が掲載されています。
・正しく理解しよう
・早く気づこう
・相談できるところを見つけよう
・若年性認知症
・接し方を知ろう
・生活習慣を見直そう
・ケアを地域ぐるみで行おう
市役所(高齢者支援課)と各高齢者相談センター(地域包括支援センター)、公民館等の公共機関窓口に設置しています。
日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる言動を、「認知症の人と家族の会」の会員の経験からまとめたものです。
医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
いくつか思い当たることがあれば、かかりつけ医や専門医に相談されることがよいでしょう。 相談先(5.相談)へリンク
◎もの忘れがひどい
1 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
2 同じことを何度も言う・問う・する
3 しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
4 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
◎判断・理解力が衰える
5 料理・片づけ・計算・運転などのミスが多くなった
6 新しいことが覚えられない
7 話のつじつまが合わない
8 テレビ番組の内容が理解できなくなった
◎時間・場所がわからない
9 約束の日時や場所を間違えるようになった
10 慣れた道でも迷うことがある
◎人柄が変わる
11 些細なことで怒りっぽくなった
12 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
13 自分の失敗を人のせいにする
14 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
◎不安感が強い
15 ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16 外出時、持ち物を何度も確かめる
17「頭が変になった」と本人が訴える
◎意欲がなくなる
18 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
19 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20 ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる