認知症とは

更新日:2025年10月24日

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認知症とは、様々な原因で脳に変化が起こり、生活に支障が出ている状態をいいます。

65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度の調査の推計では、認知症の人の割合は約12%、認知症の前段階と考えられている 軽度認知障害(MCI※)の人の割合は約16%とされ、両方を合わせると、3人に1人が認知機能に関わる症状があることになります。

今や認知症は誰もがなり得るものであり、認知症になることは特別なことではありません。


※MCI(Mild Cognitive Impairment)とは

記憶力に軽度の低下が見られるものの、日常生活には支障が出ていない状態のこと。放っておくと5~15%の人が 認知症に移行するとされている。

認知症あんしんガイド(認知症ケアパス)をご活用ください

あんしんガイド表紙

認知症あんしんガイド表紙

認知症と共に地域で暮らすために必要な知識・支援・サービスをまとめた手引きです。

市役所(高齢者支援課)、高齢者相談センター(地域包括支援センター)、公民館等の公共機関窓口に設置しています。

認知症早期発見の目安 (公益社団法人 認知症の人と家族の会 作成)

日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる言動を、「認知症の人と家族の会」の会員の経験からまとめたものです。
医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
いくつか思い当たることがあれば、かかりつけ医や専門医に相談されることがよいでしょう。

  • もの忘れがひどい
    1.  今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
    2.  同じことを何度も言う・問う・する
    3.  しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
    4.  財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
  • 判断・理解力が衰える
    1.  料理・片づけ・計算・運転などのミスが多くなった
    2.  新しいことが覚えられない
    3.  話のつじつまが合わない
    4.  テレビ番組の内容が理解できなくなった
  • 時間・場所がわからない
    1.  約束の日時や場所を間違えるようになった
    2.  慣れた道でも迷うことがある
  • 人柄が変わる
    1.  些細なことで怒りっぽくなった
    2.  周りへの気づかいがなくなり頑固になった
    3.  自分の失敗を人のせいにする
    4.  「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
  • 不安感が強い
    1.  ひとりになると怖がったり寂しがったりする
    2.  外出時、持ち物を何度も確かめる
    3. 「頭が変になった」と本人が訴える
  • 意欲がなくなる
    1.  下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
    2.  趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
    3.  ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる

この記事に関するお問い合わせ先

このページは高齢者支援課が担当しています。
所在地:〒275-0016 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-454-7533 ファックス:047-453-9309
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