認知症とは
認知症とは、様々な原因で脳に変化が起こり、生活に支障が出ている状態をいいます。
65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度の調査の推計では、認知症の人の割合は約12%、認知症の前段階と考えられている 軽度認知障害(MCI※)の人の割合は約16%とされ、両方を合わせると、3人に1人が認知機能に関わる症状があることになります。
今や認知症は誰もがなり得るものであり、認知症になることは特別なことではありません。
※MCI(Mild Cognitive Impairment)とは
記憶力に軽度の低下が見られるものの、日常生活には支障が出ていない状態のこと。放っておくと5~15%の人が 認知症に移行するとされている。
認知症あんしんガイド(認知症ケアパス)をご活用ください
 
                    認知症あんしんガイド表紙
認知症と共に地域で暮らすために必要な知識・支援・サービスをまとめた手引きです。
市役所(高齢者支援課)、高齢者相談センター(地域包括支援センター)、公民館等の公共機関窓口に設置しています。
認知症あんしんガイド(認知症ケアパス)ダウンロードはこちら (PDFファイル: 1.7MB)
認知症早期発見の目安 (公益社団法人 認知症の人と家族の会 作成)
日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる言動を、「認知症の人と家族の会」の会員の経験からまとめたものです。
医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
いくつか思い当たることがあれば、かかりつけ医や専門医に相談されることがよいでしょう。
- もの忘れがひどい
	- 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
- 同じことを何度も言う・問う・する
- しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
- 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
 
- 判断・理解力が衰える
	- 料理・片づけ・計算・運転などのミスが多くなった
- 新しいことが覚えられない
- 話のつじつまが合わない
- テレビ番組の内容が理解できなくなった
 
- 時間・場所がわからない
	- 約束の日時や場所を間違えるようになった
- 慣れた道でも迷うことがある
 
- 人柄が変わる
	- 些細なことで怒りっぽくなった
- 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
- 自分の失敗を人のせいにする
- 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
 
- 不安感が強い
	- ひとりになると怖がったり寂しがったりする
- 外出時、持ち物を何度も確かめる
- 「頭が変になった」と本人が訴える
 
- 意欲がなくなる
	- 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
- 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
- ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
 
この記事に関するお問い合わせ先
このページは高齢者支援課が担当しています。
所在地:〒275-0016 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-454-7533 ファックス:047-453-9309
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更新日:2025年10月24日