STOP!いじめ
習志野市では、高学年以上の児童のタブレット端末に、匿名相談アプリSTAND BYを導入しています。そのアプリを使えるようにするため、5年生はZoomによる学習を行いました。
授業では、身近にあるような1場面について、「どこまでがいじりで、どこからがいじめだろう?」と投げかけられた子どもたち。正解はありません。各自の感じ方が違うからです。そこで講師の先生から、「相手が嫌だとおもったら『いじめ』です」という説明がありました。
悪口は言わない、容姿などをからかわない、弱いものいじめはしない、ひきょうなことはしない。私が子どもの頃は、「してはいけないこと」を具体的に教えられてきました。
今。
いじめはしない。
ということは、相手が嫌だと思うことはしないということ。
相手が嫌だと思うことを慮らなければならないということ。
相手の気持ちを想像することが求められるのです。
今日の学習の結びは、「一人で抱えないで、相談しよう」ということ。相談先は様々あるけれど、そのなかの一つにSTAND BYアプリもあるのだということでした。
心配させるから大人には言えない、そう考える子もいるようです。相談された時には、どんと構えて、胸襟を開くことのできる大人でいよう、そう思いながら教室をあとにしました。
更新日:2025年06月19日