リーディングDX

リーディングDXって何?

GIGA端末を活用する全国の学校が実践できる事例を創出するために、小中高等学校約200校を指定し、GIGA端末の標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を十全に活用した効果的な教育実践を創出・モデル化し、地域や校種を超えて全国展開することで、全国すべての学校でICTの「普段使い」による教育活動を更に推進します。文科省サイトより

本校は、文科省指定校としてICTの「普段使い」についての教育実践を当ページにてお伝えしていきます。

取組み

6年 社会科「明治の国づくりを進めた人々」Padlet

明治時代の人々がどんな国を目指し、どのような取り組みを経て今の日本を作り上げていったのか、班ごとに考えをまとめ整理するために、Padletを使用しました。江戸時代から明治時代の変容の中で何が一番欠かせないことか、時代の中で重要だと思う出来事や取り組みを個々が言葉にして順位付け、それらを学級で話し合いました。他の班の意見を画面上で確認したり、考えを整理したりするためにこの機能を使うことで、当時の人々がよりよい未来を願って行動していた姿を知ることができました。

4年生 国語科 サイト「ごんぎつねものしり図鑑」

『ごんぎつね』の意味調べの学習をする際、国語辞典以外にサイトを活用することで、当時の時代背景を知ることができたり、本文に様々な注釈がつけられているので、意味調べをより円滑に進めたりすることができました。
イラスト付きの説明なので、文字だけの説明よりもわかりやすく、特に学力低位の児童にとっては本文の読み取りの助けになりました。

注釈

ごんぎつねものしり図鑑」は半田市教育委員会様が作成した小学校用デジタル教材です。下の画像をクリックすると当該サイトにジャンプします。

2年生 生活科「しょうてんがいマスターになろう」 Flip

生活科で、「しょうてんがいマスターになろう」という授業を行いました。班で1つのお店を調べ、発表を行います。発表練習で Flip を使用しました。初めに発表のときに気を付けるポイントを考えました。【1.声の大きさ2.えがお2.前を向いている】の3項目です。児童は Flip で発表練習を録画し、自分たちの発表がその項目を満たしているのかを自己評価します。Flipを使うと客観的に自分たちの発表を見ることができるので、目標が明確になります。そのため、子どもたちは何度も練習しました。自己評価で満点を付けるグループも多くなり、本番では自信をもって発表することができました。

 Flip で動画を撮影し共有した画面

3年生 道徳科 MS Forms

パワーポイントで子どもたちの日常に起こりそうなことを想起させる問題作り、自分ならどうするかと Forms でアンケートを取る。
そのアンケート結果をTVに映して導入し、「自分たちはこんなときどうすればよいか」と自分事として問題を捉え、学習に入っていくことができる。

5年生 国語科 書写「文字の組み立て方に気を付けて書こう」 MS Word

清書を書く前に Word を用いてお手本と透過した練習で書いた字を重ねて、自分に足りていないことを分析し、清書の字を書く。

【Excel】【Word】 画像の背景を透過する(透明にする)方法

パソコンクラブ「オリジナルのハロウィンモンスターを作ろう」 Canva MagicMedia & Magic Write

ちょうどハロウィンの日にクラブ活動がありました。パソコンクラブでは、オリジナルのハロウィンのモンスターを作成しました。使用したツールは、Canvaです。Canva の Magic Media というアプリを使用し、説明から画像や動画を生成しました。また、そのモンスターの説明も Magic Write で作成しました。イラストを入れたり、吹き出しを工夫したり、雰囲気に合わせたオーディオをつけたり、各々楽しく自分のオリジナルハロウィンモンスターを作成しました。

6年生 図工科「絵を鑑賞してお話を作ろう」 Microsoftツールのホワイトボード

図工の鑑賞で、「対話型鑑賞」を行いました。対話型鑑賞は、「どこからそう思うか」、自分の考えの根拠を明確に友達に伝えることが大事です。そこで、Microsoftツールのホワイトボードを使用しました。絵画の画像に直接書き込むことができるので、「どこからそう思うか」を明確に伝えることができます。また、考えを書き残しておけるのでそれを見ながら自分たちの考えを整理することができます。

4年生 社会科「オリジナル千葉県マップを作ろう」 Canava Padlet

千葉県の観光スポットを調べる学習を行いました。調べた観光スポットは、Canavaで、イラストや写真などを使いわかりやすく1枚のスライドにまとめました。それを Padlet にピンを刺して貼りました。マップのQRコードを学級通信に貼り配布することで、保護者の方にも見ていただきました。このマップを元に実際にその観光スポットを訪れ、感想を記入してくれた児童もいました。以上の流れで、オリジナルの千葉県観光マップを作成しました。

花の木学級 3年生 道徳 「心の優先席」 Padlet

お年寄りに席を譲る人それぞれの立場の考えを整理することを狙いとして、 Padlet という付箋アプリを使用しました。文だけでなく、写真や動画、手書きメモなども貼ることができるため、より視覚的に思考の整理を行うことができます。

学習の中では、「近くの人」「優先席に座る人」「譲りたい人」といった、異なる立場の人のうち、誰が席を譲るべきかを話し合いました。はじめは優先席に座る人がゆずるべきだったと考えていた児童も、友達の意見を画面上で読んだり、思考を整理したりする過程で、近くの人が譲った方がお年寄りがうれしいと感じたり、譲りたい気持ちを持つことが大切だと考えたりと、道徳的価値観を深めることにつながりました。

 

 

花の木学級 3年生 外国語活動「What`s this?」 Kahoot! 

What`s this?の表現の予習として、クイズアプリ Kahoot! を使用し、クイズ大会を行いました。視覚優位の児童も図や絵とともに楽しく表現を学ぶことができます。

アルファベットの問題では、一部が隠れたイラストを用いて、考えながら答えを選びました。また、スリーヒントクイズでは、三つの表現から果物や動物を考えながら、英語表現に親しむことができました。

花の木学級 合同 自立活動「クイズ大会を開こう」 Kahoot! 

人間関係の形成とコミュニケーションをねらいとして、クイズアプリ Kafoot! で3年生の考えたクイズを、低学年の友達に発表する活動を行いました。

低学年に向けて出題するため、難易度調節や、楽しめるような工夫を話し合い、出題者の児童が司会を行いながら会を進行しました。三年生の残りの児童がやさしく教えながらリーダーを担い、選択肢を考えながら、グループごとに得点を競い合い、い学年交流の中で目標を達成することができました。