研究

1 なぜ生活科・社会科なのか?

生活科の目標

具体的な活動や体験を通して,身近な生活に関わる見方・考え方を生かし,自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を次の通り育成していくことを目指す。


社会科の目標

社会的な見方・考え方を働かせ,課題を追求したり解決したりする活動を通して,グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家および社会の形成者に必要な公民としての資質・能力を次のとおり育成することを目指す。


 学校教育目標

よく学び 豊かな心を持ち たくましく生き抜く児童の育成


校訓

みんな なかよく みらいにむかって


生活科や社会科の学習内容は、身近な生活や実体験を通して、社会の形成者を育成することを目指している。
校訓である「みんな なかよく みらいにむかって」で子供たちに向かってほしい姿は生活科や社会科が目標としていることとリンクすることが多いと考えられる。
また、生活科、社会科の特性として、教材が身近で、解決の必要感を感じやすく、話し合いを行う中で、意見を認め合ったり、深め合ったりすることが挙げられる。
これらのことから、生活科、社会科を研究教科として取り扱っていく。

2 研究主題等について

研究主題 「どの子も輝く生活科・社会科学習の追究」

副題 ― 振り返りを活用した深い学び ―

重点:子供たちの考えを表出させるための振り返りの活用方法を探る

(1)副題について

令和4年度の研究においては、「対話を通して学びを深める」を副題とし、子供たちが問題解決学習の中で対話を行うことが子供たちの学びを深めると考え、研究に取り組んだ。特に、昨年度は重点の一つに振り返り活動を取り入れ、振り返りを行うことにより、対話を活性化させることを取り組んできた。
その結果、振り返り活動の方法や、振り返り活動を行うタイミングなどを整理することができた。また、子供の様子として単元の学習過程が進むにつれ、話すことが苦手な子供は文章として、書くことが苦手な子供は発表として、それぞれに合った方法で考えを表現する様子が見られた。学びが深まる様子と振り返り活動の関係の一例は、昨年度の研究を基にすると図1のように整理することができる。

図1

魅力ある問いから開始される主体的な問題解決学習の過程で、子供たちは問題解決に向けた自分なりの考えをもつ。しかし、予想や調べを行っただけではまだ考えは漠然としたものであると考えられる。そのため、学習活動で何を学んだのか、その段階でどのような考えをもっているのかを振り返ることで、自分なりの考えを整理することができる。自分の考えをもった段階で他者と対話し、再び振り返りを行うことで、自分と他者の考えを比較したり、自分の考えの正当性を確信したりし、学びが深まっていく。
つまり、振り返り活動を行うことは、子供たち一人一人の考えを表出することにつながると考えることができる。
振り返り活動をどのように活用することが有効なのかに明らかにしていくことで、子供たちの学びをより深めていくことを目指す。
よって、今年度は研究の副題を「振り返りを活用した深い学び」としたい。

(2)重点の設定について

今年度は振り返り活動に焦点を当てていく。図1に示したように、昨年度は振り返り活動を充実させることで学びの深まりを見取ることができた。しかし、当然のことながら、振り返りを行いさえすれば学びが深まるわけではない。実践された授業においては、行った振り返りを基に発問をしたり、問い返しや紹介する手立てを取っていたことが考えられるがその手立てについては各担任に委ねられれている。図2に示すように、今年度は、この振り返りを活用するための問いや手立てを整理し、有効性を検証していくことで、対話の充実を図り、深い学びにつなげていくことを目指す。

図2

(3)3か年の計画

3か年の計画

第3期

第1年次

令和5年度

2023年

振り返りの活用の仕方を整理し、学びを深め、目指す姿に迫る方法について探る。

問題解決的な学習課程の授業実践を行い、授業力を高める。

理論研究

環境整備

授業研究

第2年次

令和6年度

2024年

振り返りと対話が連携し、子供の学びが深まる生活科・社会科の授業の在り方を探る。

理論研究

授業研究

公開研究会

第3年次

令和7年度

2025年

振り返りと対話が連携し、子供の学びが深まる生活科・社会科の授業の在り方を整理する。

授業研究

公開研究会

どひゃっとり

谷津南小のマスコットキャラ「どひゃっとり」です。よろしくね!