辞書を使おう

更新日:2025年05月22日

2校時、3年生。
国語辞典を使う学習をしていました。
「話します」は、「話す」という「言い切り」の形で辞書を引く。では、「赤かった」は…?
「赤」なのか「赤い」なのか。圧倒的に言い切りの形は「赤い」だという声が多かったのですが、先生から理由を問われてからが大変でした。
〇イチゴは赤、とは言わない。「赤」はただの色のことだから。
〇「赤かった」というのは、目の前のイチゴが赤かったということだから、色の「赤」のこととは違うから。
というように、「様子を表す言葉である」ということを、3年生なりの言葉でいろいろ説明する子どもたち。フルに頭を回転させている様子に、こちらまでわくわくしてきます。自分だったらどのように説明するだろう?頭の中では、「かろかっくいいけれ」という形容詞の活用形がこだましました。

時間切れで教室をあとにしてしまったので、給食時、どのように結論が出たのかを聞きにいきました。「『赤かった』は、様子を表しているんだよ」との答え。「様子」という言葉は先生から教えてもらったけれど、言葉の活用については自分達で例を挙げながら考えた」そうです。
「国語、楽しかった」という声もありました。「知」の海を友だちと一緒に探検しているような、そんな学習だったのですね。

3年生国語授業の様子

友だちの説明を聞いて「つけたし!」

5年生道徳学習の様子

5年生の道徳では、友だちの考えをタブレット上で共有していました