書く力
「焼きそばはうまい。」
谷津南小学校の卒業文集に、こんな一文から書き出した卒業生がいました。給食の思い出を綴った作文は、当時の給食センターの方々にとても喜んでいただいたことを覚えています。
今日は、6年生が「6年間の思い出」を、3年生がスーパーマーケット見学を「報告する文」を書いていました。3年生の机の上には、参考とする教科書と、見学をした際のメモ、下書きをするノート(または清書用の原稿用紙)が、ところ狭しと置かれていました。どの子も、見学メモは、びっちりと書き込まれています。
全国学力テストでも「書く力」はいつも課題となっています。書くことは、本当に難しい。話し言葉なら、相手の反応を見ながら、「それでね」「つまりは」と表現を補うことができますが、「書く」ことはそうはいきません。ある意味、潔い行為なのかもしれません。「これでよし」と思いきることができないから、つい「~させていただきます」「よろしくお願いいたします」と重ねてしまう。推敲の過程で敬語を消していったら、5行の文が2行で済んだ、などということもありました。
一文は短くなるように、文末表現が重ならないように等々、毎日この欄を作りながら心がけていますが、考えていることが伝わるような文章になっているのか…。果たしていかがでしょう。
「書く力」を高めるために、確実に言えるのは、読み手からの何らかの手ごたえがあるということ。お子さんの持ち帰る作い文に、ぜひ「光る一文」を見つけて感想を伝えてあげてください。きっと「また書きたい」気持ちになるはずです。
紅白の得点板。出番を待っています。


更新日:2025年10月15日