令和7年度10月実籾小ダイアリー

更新日:2025年10月22日

10月1日(水曜日)

今日は3年生が成田市にある「房総のむら」に校外学習に出掛けました。竹の紙鉄砲を作ったり、房総の伝統的な家屋を体験したりしました。

「あの屋根には何の植物が使われているんですか?」の質問に「茅(かや)で屋根を作るんだよ。」と教えてもらって「茅葺き屋根」と結びつけていました。あちこちで質問していた子供たちです。

昔の遊びも体験することができました。缶ポックリ、竹けん玉などいろいろな遊びにチャレンジししていました。ベーゴマを手で回して、楽しむ姿もありました。

自分で作った竹けん玉に水で濡らした新聞紙を2つ詰めて飛ばします。飛ぶようになると「めっちゃ飛んだ!」「めっちゃいい音!」「めっちゃ楽しい!」と声も飛び出していました。

お弁当を食べ終わると「一本橋ジャンケン 木の根っこバージョン」が始まりました。一人また一人と加わって、楽しそうな声が広がっていました。
 

午後は昔の家屋を見て回りました。下駄で歩く子、「マックロクロスケがいた!」と声をあげる子。バスに乗ると同時に土砂降りに。行程を前倒しにしたことで、なんとか雨に降られずにすべてを体験できた一日となりました。

10月2日(木曜日)

今日は全校朝会を行いました。体育館で10月末まで空調設備の工事をしているため、放送で実施しました。今月のうた「音楽の贈り物」の歌声が、あちこちの教室から響き渡りました。

放送室に戻ると、今日の放送委員が、二人でもしっかりと歌っていました。一人でもできる、二人でもできる、みんなでもできる、とても大切なことです。

5年生からは今月の目標「正しい学習習慣を身につけよう!~よい姿勢・しっかり返事・チャイム席~」の話がありました。さすが4年生、2クラスとも、とても「よい姿勢」で聞いていました。

話を聞くときが「静」なら業間休みは「動」ですね。やっと過ごしやすい気候になって運動場は子供たちでいっぱいです。走ったりボール遊びをしたりのんびり散歩したりと、思い思いに楽しんでいます。

3時間目には、1年生がどんぐりを拾いに日大グラウンドに入らせてもらいました。一面のどんぐりに歓声をあげる子供たち。一人で黙々と集める子、友だちとバケツ一杯集める子、あっという間の一時間でした。

今日の献立は秋の味覚がいっぱいでした。「栗入り炊き込みご飯」は勿論のこと、「ひじき入り卵焼き」も「つみれ汁」も「納豆和え」も「リンゴ」も、おいしいことといったら!

10月3日(金曜日)

生活科で生き物の学習をした時の迫力ある掲示物です。飼育して十分に関わったからこそ、細かいところまで気付くことができています。さすが実籾っ子、自然に学んでいます!

生活科「むしとなかよし」の学習を図画工作の描画に生かしています。教室に誰もいないかと勘違いしたほどの静けさの中で、集中して絵を描く2年生の姿がありました。

こちらのクラスは、国語の物語文「わにのおじいさんのたからもの」をもとに、自分の思いを絵に表しています。色鮮やかなクレヨンの上に深緑のアクリル絵の具を重ねると…さあ、どんな作品がうまれるでしょうか、お楽しみに!

3年生はヒマワリに色を塗り始めました。「色を塗る」というよりも「色を置く」筆の動きです。それぞれに驚くほど集中して、自分の作品に彩色していました。

小さな種の一つ一つに彩色することには根気がいります。それでも進めるにつれて何ともいえない深みが出てきます。変わっていく様子も楽しんでほしいと思います。

昼休みの校長室に来た子供たちが、あやとりで遊び始めました。2年生と5年生が交互にあやとりを取り合って、自然に交流が生まれていました。改めて、あやとりっていいですね。

10月6日(月曜日)

駅前の「あいさつ運動」に駆けつけると、子供たちの「おはようございます!」の声がロータリーのはじまで響いてきました。気持ちいい1週間のスタートとなりました。

正門前の掲示物も10月のハロウィンバージョンに貼りかえられました。色合いや切り抜きで季節感を表した掲示物が、毎朝みんなを迎えてくれます。掲示委員会の皆さん、ありがとう!

職員玄関も秋に模様替えしました。もうすぐ校庭の大イチョウの葉も黄色く色づきます。やっと暑さを心配することなく、休み時間も外遊びができるようになりました。

今日は「十五夜献立」でした。まん丸のサトイモコロッケは揚げたてサクサク、月見汁にはウサギの模様入りの黄色いまん丸かまぼこと白いまん丸はんぺんが入っています。目にもおいしい献立です。

10月7日(火曜日)

お世話になっている方が「コツメちゃん」の仲間、ホワイトヒメツメガエルを3匹連れてきてくださいました。今は2センチほどですが、4センチぐらいまで大きくなるそうです。

すぐ3匹に「みも」「もみ」「ももみ」と名付けたところ「見分けられない~」との声。ちなみにこの写真は「ももみ」です。教頭先生が買ってきた冷凍赤虫を、上手に口に入れた瞬間を写すことができました。

来週16日・17日の修学旅行に向けて、6年生の掲示板にルートが登場しました。見どころや体験が数多くあるコースです。中でも源泉の見学は「自然に学ぶ」実籾小ならでは、です。

今年も「新米クイズ」がスタートしました!今日からの3日間で、新米が登場した日をあてます。水分が含まれていて、つやつやもちもちが特徴です。さあ、いつ登場するか楽しみです!

10月8日(水曜日)

昨日、ペットクリニックの獣医さんが、飼育委員会の子供たちの質問に1つずつ丁寧に答えてくださいました。時間を惜しむかのように次々と質問していた子供たちです。

1年生が生活科の学習で実籾自然公園に行きました。マツボックリを見せに駆け寄ってくる子、セミの抜け殻を見せにくる子、それぞれに小さな秋を見つけていました。

実籾小では、今しか感じられない季節の移ろいを、たくさん感じることができます。4組の廊下にも、秋の素敵な掲示物が飾られています。

5組が畑に蒔いた「冬自慢」の種から、元気な芽が出てきました。冬大根の芽です。「自慢」できるおいしい大根が育ちますように。

10月9日(木曜日)

朝、正門前に出ていると、次々と子供たちが虫かごや木の実を見せに来ました。「緑のこれは、なんだろう?」風が吹いて、正門前には珍しいスダジイのドングリがたくさん落ち始めていました。

30年前、椎の実を生活科の授業で使いたくて、日大生産工学部のロータリーで子供たちに拾わせてもらったことを思い出します。実籾小にもあったとは!

「椎の実は食べられるんだよ!」登校してきた子供たちが覗き込んでは手に取って、殻を割り始めました。さすが3年生、「自然に学ぶ」ことが身についてきています。

「白い実が出てきたよ」きれいにむいて見せに来る1年生もいました。「電子レンジに入れてむいたことあるよ」なるほど!銀杏と同じ方法が使えるのですね。登校した子が続々と覗きに来て、正門前が大賑わいとなりました。

虫かごと一緒に登校する子が何人もいます。飼っているヤモリを大切そうに見せる子も。「お腹がぺちゃんこなの」生き物を飼うことで教科書だけでは得られない大切なことを学んでいます。

「こんな葉っぱ見つけたよ!葉っぱ…かなぁ?」と1年生。自然の不思議を楽しんでいる姿もあちこちで見られます。公園だけではなく学校の中でも、様々な自然に気付き始めています。

10月10日(金曜日)

昨日の朝、「緑のこれは、なんだろう?」と言っていた子が、「中が見えたよ!!」と殻の中の緑のスダジイを見せに来ました。知りたいと思うことが探究する学びにつながります。

3連休明けの14日火曜日に、1、2年生の校外学習を予定しています。見通しをもって主体的に活動できるよう、各クラスで事前に調べる学習を行っています。

アンデルセン公園で、グループ活動をしたりろうそく作りを体験したりする予定です。台風が気になりますが、どうかお天気の心配なく出掛けられますように。

こちらが今年度の「新米ピタリ賞」と「お米をあじわったで賞」です。正解は3日目です!昨日の給食から新米に。ほとんどの児童が正解したクラスもありましたが、先生方は…。職員室も大賑わいです。

10月14日(火曜日)

今日は1、2年生がアンデルセン公園に校外学習に行きました。欠席0で全員で出かけられたのが何よりうれしいことです。入り口の「平和を呼ぶ」像と同じポーズをしてみる子が次々と。

お天気が心配でしたが、雨に降られず元気いっぱい過ごせた一日となりました。大きなゴムボールの上で元気にぴょんぴょん跳ねていた子供たちです。

森のアスレチックに挑戦する子供たちもいました。そろりそろり動いたり、網をくぐったり、森の中にも実籾っ子の元気な声が響いていました。

芝生の上で待ちに待ったお弁当タイムです。グループごとに集まって、楽しそうに食べる子供たち。午後のエネルギーまんたんです。

午後は、「ろうそく作り」を楽しみました。きれいな色の「カラーろうシート」を伸ばしたり混ぜたりして貼っていきます。世界に一つの素敵なろうそくができました。説明を聞く姿勢も、さすが実籾っ子!

帰り着いてバスから降りた時、運転手さんに一人一人「ありがとうございました」と挨拶していた子供たちです。校外学習は、様々な体験を通して多くのことを学ぶ貴重な機会であることを改めて感じた一日でした。

10月15日(水曜日)

先週から、5年生家庭科のミシンの学習に、保護者の方が力を貸してくださっています。針に糸を通したり、順序良く糸をかけたりと戸惑うことが多いので、とても助かっています。

一枚の布から作っていくおもしろさや、それが生活の役に立つことを学ぶ大切な機会でもあります。御協力に、心から感謝しています。

先週辺りから、職員玄関が少しずつ秋の飾りつけに変わってきました。夏から冬、という言葉も耳にしますが、少しでも秋を味わえるといいですね。

そして!今週、また飾りつけに変化が。ナラシドもチーバくんも、すっかり秋モードになっています。校庭のイチョウが色づくのもまもなくです。今年度も「落ち葉掃き隊」を募集予定です。 

10月16日(木曜日)

6時10分に集合して、6年生が修学旅行に出掛けました。「修学旅行で何が楽しみ?」「ぜ〜んぶ!」「今日楽しみなことは?」「ぜ〜んぶ!」子供たちの会話が聞こえてきました。

ガイドさんから、五重塔の作り方がスカイツリーにも生かされていることを教えてもらって、驚きの声があがっていました。

この先にはネズミ一匹行かせないという意味で「眠り猫」が飾られているとのこと。眠っている猫の彫刻は、全国でたった一つだそうです。

雨の日の「鳴き龍」は一層音が響くとのこと。鈴のような不思議な音が響き渡りました。見学している間に、雨が止みはじめました。

お昼を食べた後は、日光彫り体験を行いました。お店の方に「日光彫り、どうでしたか?」と聞かれて.すぐに「楽しかった〜!」と元気に答えた子供たちです。

「おー、すげー!」いろは坂でも感動の声があがっていました。迫力の湯滝を見学した後、ホテルに向かい、これから源泉の見学と足湯を楽しみます。

10月17日(金曜日)

昨日の夕方、ホテルに着いてから奥日光の源泉を見に行きました。自然に地表に湧き上がる温泉に次々と手をつけて確かめていました。

源泉の帰りに足湯を体験しました。「気持ちいい〜」「足がゆでだこ〜」みんなで賑やかに温まった夕刻です。

朝起きて、寝具の片付けを手際よく進めた子供たち。荷物の仕度も短時間で済ませて、ホテルの方々にしっかり挨拶して、余裕をもって出発しました。

昨日とうって変わって、見事な青空の下、華厳滝に一番乗りで到着しました。なんと!滝に虹がかかる奇跡が!すべての実籾っ子の夢や希望がかないますように。

華厳の滝の後は日光江戸村へ!着いた途端「江戸に来た〜」と声があがっていました。久々の青空の下、あちこちに楽しそうに過ごす実籾っ子の姿がありました。

屋根の上や路地に突然現れる忍者や武士を見掛けるたびに、盛り上がる子供たち。お土産も買って、予定どおり帰途につきました。たくさんのお土産話が、何よりのお土産です。

10月20日(月曜日)

先週金曜日、修学旅行から無事帰ってきた時のことです。到着式もしっかりとやり遂げた達成感が伝わってきました。外で出迎えた大勢の先生方に旅の報告をする6年生の姿も見られました。

いない間に職員玄関がすっかり秋の飾りつけに変わっていて驚きました。「おかえりなさい」のプレートで疲れも吹き飛びました。想いを「伝える」大切さが胸にしみました。

土曜日には、大久保市民プラザで開かれた市民文化祭に吹奏楽部が出演しました。さすが実籾っ子、それぞれの曲紹介から観客の心を掴んでいました。

最後はアンコールの「熱い御要望」にノリノリの演奏で応えた子供たちです。昨年度に増して多くの方が実籾っ子の演奏を聴きに来てくださいました。次の活躍は11月3日の「ふるさと祭り」です。

朝から4年生が有価物回収で一生懸命活動しました。エコスペースには前回より多くの有価物が集まっていました。ありがとうございます!次回は11月10日です。どうぞよろしくお願いいたします。

今日は「世界の味献立・イタリア版」です。カリカリベーコンサラダもチーズとろけるラザニアもおいしいこと!パンナコッタも豆乳で作ってあってヘルシーデザートでした。

10月21日(火曜日)

2年生が町探検に行ってきました。少人数のグループに分かれて、訪問先でインタビューをしました。あいさつや取材のお願い、質問など、丁寧な言葉遣いを意識して接することができました。

実籾交番では、1日にどのくらいの拾得物があるのか、寝ているときに事件が起きたらどうするのかなど、子供たちの疑問に対して、丁寧に答えていただきました。また、行く途中に10円を拾った子がいたので、届け出をしました。

メロンラボでは、パンの焼き方や時間によって売れる商品が変わってくることなど、普段知ることができないお店のお話をたくさん教えていただきました。

まいばすけっとでは、お店のバックヤードを見せていただきました。ペットボトルを裏側から補充する仕組みに子供たちは興味津々でした。

他にも、山田商店、大原神社、セブンイレブン、花スタジオ、中田文具の皆様に、御協力をいただきました。また、保護者の方にも引率で御協力をいただきました。おかげさまで、子供たちはとても貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。

今日の給食は、たらのバター醤油焼き、肉じゃが、大根サラダでした。肉じゃがは味がよく染みていておいしかったです。新米に切り替わった白米もとてもおいしく、子供たちの食が進みました。

10月22日(水曜日)

先週のことです。今日は、実籾小ダイアリーでお知らせできていなかったオムライスニュースをお届けします。こちらは「へのへのもへじ」バージョンです。顔に見えるような見えないような。

このみもみん、少し背が小さいけれど、笑顔がとてもかわいいですね。去年に引き続き、子供も大人も本気で楽しみました。

前の日の「日本代表vsブラジル」の大熱戦の感動で、サッカーボールを描いた職員もいました。「これ、なに?」厳しいつっこみ、ごめんなさい。想像力が足りませんでした…。

朝、スーツ姿で子供たちを迎えていると、「どこにいくの?」と口々に聞いてきました。出張に行くことを伝えると「給食に間に合うといいね!」「かき揚げ丼だよ!」と子供たち。はい!急いで帰ってきました!