ビオトープ

更新日:2023年04月17日

ビオトープTop画面

ビオトープが作られた様子(平成11年)

海を埋め立ててできたこの秋津地区には、子どもたちの生活圏に田んぼや池、畑といった大地の恵みを感じる場所がありません。
そこで学校の中にビオトープ(自然観察園)を作りました。
このビオトープは、秋津小学校の児童と、秋津地域の方々の手で作られました。
子どもたちの生活科・理科・社会科・総合的な学習や環境教育の一環としてだけでなく、地域の方々の憩いの場としても利用されています。

平成4年に「生活科」がはじまり、ザリガニを飼いたいという子どもの願いで池造りを行いました。しかし簡易製作のため、穴が開き水が漏れるなど失敗に終わってしまいました。
平成9年に「読売教育賞」を獲得し、その賞金をビオトープ造りにあてることになり、ビオトープ管理士の方を講師に招き、校内研修会を開き職員の共通理解をはかり、平成10年に卒業奉仕作業として池造りをはじめました。

ビオトープ作成 ビオトープ作成 ビオトープ作成

鍬入れ式、工事の為の区画整理がされています。全校児童が力をあわせて作業に取りかかりました。放課後、自主的に作業をする子どもたちもたくさんいました。パワフルなお父さん達も協力してくれました。

ビオトープ作成 ビオトープ作成 ビオトープ作成

かなり形が出来上がってきました。池に水を入れます。防水シートが地面の下に埋めてあるので水漏れの心配はありません。

ビオトープ作成 ビオトープ作成 ビオトープ作成

現在では、メダカやザリガニ・秋津小学校のシンボルであるトンボ(ヤゴ)などの小動物がたくさん生息しています。また、ビオトープから水を引いた水田でのお米作りや、昼休みにビオトープの脇で「ビオトープコンサート」が開かれるなど様々な活動が行われています。

平成22年度
ビオトープの改修計画など

ビオトープの整備・改修作業始まる!
平成21年度の夏休み中3回の説明会作業検討会を経て、平成21年8月22日より秋津小学校ビオトープ整備委員会によるビオトープの整備・改修作業が始まりました。会議には延べ40数名の参加者を、そして第一回の作業には17名のPTA・地域・小学生のみなさんの参加で和気あいあい、汗だらけになりながらも楽しく進めることが出来ました。毎週土曜日の9時から11時半を作業日としています。
現在は池の補修はほぼ終わり、平成22年度は雨水貯留タンクの設置を行います。

ビオトープ改修 ビオトープ改修

平成21年度ビオトープの改修に参加された方々、会議の様子

< 今回の改修 >
● 池周りの修理  ● 橋の付け替え  ● ポンプの更新
● 雨水利用システムの整備 ( 6年生児童も参加 )
● 掲示板の整備  ● 観察用具の整備

今回の補助事業応募を踏まえ、早速組織作りを始めました。組織作りでは、本校の特徴である「学校運営協議会制度」を活かしその実行機関であるパートナー会議でまず図り整備実行委員会を設置しました。次にこれを受け、PTA、秋津まちづくり会議、職員会議に提案し承認していただきました。特にまちづくり会議からは、秋津誕生30周年記念事業のひとつとして支援していただけることとなりました。

平成26年度・23年度ビオトープ改修の様子

ビオトープ改修

ビオトープ改修 ビオトープ改修 ビオトープ改修

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