18歳から大人!契約トラブルに注意しましょう
更新日:2022年5月2日
「契約」には十分な注意を!
2022年4月1日から成年年齢は18歳になり「18歳から大人」になりました。大人になると賃貸住宅やクレジットカード等の契約を一人でできるようになると同時に、一度結んだ契約は簡単に取り消すことができなくなります。できることが増える分、責任も生じることになります。消費者トラブルに巻き込まれないよう、その場で契約せず慎重に行いましょう。
【18歳になったらできること】
・携帯電話を契約する
・一人で暮らすためにアパートを借りる
・ローンを組んで自動車を購入する
・クレジットカードをつくる
・結婚(男女とも)
・10年間有効パスポートの取得 など
【20歳になったらできること】
・飲酒
・喫煙
・公営ギャンブル
(競馬・競輪・競艇・オートレース)
・大型・中型免許の取得年齢 など
若者に多い消費者トラブル
●事例1 定期購入
動画投稿サイトの広告を見て、お試し300円のダイエットサプリメントを購入。頼んだ覚えのない2回目の商品発送の連絡有、4か月分まとめて4万円の請求があった。
アドバイス
・契約内容をしっかり確認しましょう!(1回? 継続?)
・解除条件をしっかり確認しましょう!(解約方法など)
・証拠を残すため事業者に連絡した記録を残しましょう!(スクリーンショットなど)
●事例2 美容医療
美容外科クリニックで施術を受けたが、顔全体が内出血を起こし腫れが引かず、生活に支障が出た。
アドバイス
・使用薬がどのようなものか、自分で説明できるように確認しましょう!
・効果だけでなく、リスクや副作用などについても知り、納得した上で自分で選択しましょう!
・ほかの方法や選択肢の説明を受け、自分で選択しましょう!
・美容医療は「今すぐ」必要? 最後にもう一度確認しましょう!
●事例3 もうけ話 (情報商材、マルチ商法、暗号資産など)
先輩の知り合いに「簡単にもうかる」と誘われて、喫茶店で投資用システムの勧誘を受け高額な投資用USBメモリーを学生ローンなどで借金をして購入をしてしまった。また、友達を紹介してくれたら報酬として5万円差し上げるといわれた。
アドバイス
・怪しい話は、はっきり断りましょう!
・投資には必ずリスクがあります(価格が変動し損をする可能性があります)!
・クレジットカードでの高額決済や借金をしてまで契約しない!
・被害者の立場から、加害者に(友達を失うことに)なってしまうことも!
●事例4 タレント・モデル契約
インターネットで見つけた芸能事務所のオーディションに合格し事務所と契約したところ、芸能スクールに通うための高額な入学金や月謝を要求された。
アドバイス
・その場で契約しない!
・活動内容・費用をよく確認する!
・一人で判断せず、信頼できる人に相談する!
【関係機関】
政府広報 「成年年齢の引き下げ」
消費者庁 「18歳から大人」
国民生活センター 「18歳・19歳に気を付けてほしい 消費者トラブル10選」
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