東京湾北縁断層

更新日:2022年09月29日

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断層とは

 断層とは地層や岩盤に力が加わり、割れた面にそって動いたために食い違いが生じた状態のことです。
 地震の主な原因の一つが、この断層が動く現象すなわち断層運動であると考えられています。
 断層はでき方や特徴により、様々な分類があります。

活断層とは

 断層は地震と密接な関係がありますが、全ての断層がこれから地震を起こす断層=活断層というわけではありません。
 断層にはいろいろな種類がありますが、このうち、約200万年前から現在までの間に動いたとされ、将来も活動することが予想されるものを活断層と言います。
 活断層は内陸では数百年から数十万年の周期で活動するため、地震の予知につながると考えられています。

東京湾北縁断層

 「東京湾北縁断層」とは市川・船橋市付近から千葉市にかけて存在が推定された断層です。
 習志野市も国道14号線付近に沿ってこの断層の存在が推定されております。

調査結果

 東京湾北縁断層は平成9年度に県が、平成12年度に国の地震調査研究推進本部地震調査委員会がそれぞれ調査を実施し、そのいずれも「東京湾北縁断層は活断層ではない」との評価を出しました。
 しかしながら、地震に対する備えをしなくていい、ということではありません。

 文部科学省地震調査研究推進本部地震調査委員会の長期評価では、南関東を震源とするM7程度の地震が、平成20年1月1日を基準として今後10年以内に30%で、今後30年以内に70%の確率で発生するとしています。
 この地震は習志野市でも最大で震度6強となる可能性があります。
 家具の固定や耐震補強など、地震に対する備えをし、被害の軽減を図りましょう。

千葉県総務部消防地震防災課

地震調査研究推進本部地震調査委員会

東京湾北縁断層推定位置図

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電話:047-453-9211 ファックス:047-453-9386
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