1. 市の取り組み (1)~(4)

更新日:2022年09月29日

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1. 市の取り組み (1)〜(4)について

〈施策の体系〉

  1.  知識の普及と啓発活動の推進
  2.  地域防犯活動への支援
  3.  犯罪防止に配慮した都市環境整備の推進
  4.  保、幼、小、中学校等における安全(防犯)対策の推進
  5.  高齢者等を対象とした施策の検討
  6.  市職員による犯罪被害者の保護及び連絡体制の整備
  7.  人材の育成
  8.  推進体制の整備

市は、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、市民及び事業者と協働し、自主・自立の精神に支えられた良好な地域コミュニティを築くための必要な施策を実施します。

(1) 知識の普及と啓発活動の推進

 地域における犯罪を未然に防止するためには、市民一人ひとりが防犯に関する知識を持つことが必要であり、市民等への知識の普及や啓発活動を推進するため、次のような施策を実施します。

1) 地域の防犯意識の高揚

市民を中心とした団体(連合町会、町会・自治会、まちづくり会議、習志野市防犯協会等)や企業・銀行・商店等を中心とした各種団体(習志野警察署管内職場警察連絡協議会、特殊防犯協力会、金融機関防犯協会等)、又、市民に身近なコンビニエンスストア等と犯罪情報を市民に周知するなど、広報活動の強化を図り、地域防犯意識の高揚に努めます。

たくさんの方々が東習志野地区まちづくり会議に参加している写真

東習志野地区まちづくり会議

2) 「安全で安心なまちづくり月間」の設定

「安全で安心なまちづくり月間」を設定し、街頭キャンペーン、研修会、パトロール強化など啓発活動を集中的に行うと共に、より広範に安全で安心なまちづくり推進活動を展開します。

3) 広報活動の推進

市広報、ホームページ、チラシ、ポスター、出前講座等、様々な宣伝媒体を駆使します。また、報道機関への情報提供を行うなど、広く市民に周知することにより、防犯に関する知識の普及や啓発に努めます。

電話やメール、パソコンなどでの広報活動の推進イメージのイラスト

4) 市民まつりにおける啓発活動

例年、多くの市民が参加する「市民まつり」において、チラシや防犯グッズ等を配布することにより、防犯意識の高揚に努めます。

平成16年度市民まつりでのチラシや防犯グッズ等を配布するテントの中の写真

平成16年度市民まつり

5) 事業者への啓発活動等

事業者に対し、従業員への防犯知識の普及と啓発並びに防犯対策を施した施設の整備、さらには地域住民と連携して、安全で安心して暮らせるまちづくりの推進を図るよう、協力依頼を行うとともに、支援施策についても検討します。

(2) 地域防犯活動への支援

 地域における犯罪を未然に防止し、安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するためには、市民や各種団体が一体となり、幅広く活動していくなどの地域単位での自主的な地域防犯活動が非常に重要です。これら市民の自主的な地域防犯活動を促進するために、次のような支援施策を実施します。

1) 地域防犯活動への支援

地域における犯罪発生状況や発生場所など、犯罪に関する情報を提供するとともに、地域防犯活動で必要と思われる、チラシ、パンフレット、啓発物などを提供します。

2) 顕彰の実施

安全で安心して暮らせるまちづくりの推進に顕著な貢献があった市民や団体等に対して、その功績をたたえることにより、安全で安心して暮らせるまちづくり活動に対する社会的評価を高めるための顕彰を実施します。

(3) 犯罪防止に配慮した都市環境整備の推進

 犯罪防止の取り組みは、犯罪が発生しにくい都市環境整備に着目したハード・ソフト両面での対策も必要です。特に道路、公園、駐車場や公共的建築物などの整備や維持管理にあたっては、次のような施策を展開します。

1) 道路照明灯及び防犯灯の整備

道路照明灯の設置については、夜間において、道路状況、交通状況を的確に把握するための良好な視覚環境を確保し、道路交通の安全、円滑を図れるよう整備を行います。
また、防犯灯の設置については、まちを明るくし、歩行者等の安全を確保するとともに、夜間に誘発されるひったくりなどの犯罪の抑止を図るため、町会、自治会等と協議を行いながら、効果的な整備を実施します。

2) 公共施設の自動車及び自転車等駐車場における安全対策

  • ア.自動車駐車場
    駐車場においては、自動車盗難や車上ねらいを防止するための施設整備や管理運営強化に努めます。
  • イ.自転車等駐車場
    地下式や階層式などの立体自転車等駐車場においても、防犯に配慮した施設整備や管理運営強化に努めます。
グレーの大きなJR新習志野駅前自転車等駐車場の建物外観の写真

JR新習志野駅前自転車等駐車場

3) 公園における安全対策

公園においては、死角をつくらない樹木等の配置、剪定や照明灯の整備と共に公園施設の適正な維持管理等に努めます。

芝生の間に浅い水路がある香澄公園の写真

香澄公園

4) 建築物における安全対策

本市の公共建物については、死角になりやすい場所の解消など、防犯性を高め、市民が安心して利用できる建物として整備します。

5) 市有地及び公共施設における安全対策

市有地や公共施設においては、安全な環境を保持するため、適正な維持管理を行います。

6) 通学通園等に使用している公共施設における安全対策

死角をつくらない樹木等の配置、剪定、照明灯による明るさの確保など、施設の整備及び維持管理に努めます。

津田沼小学校通学路を歩いている子供達を後ろから写した写真

津田沼小学校通学路

(4) 保、幼、小、中学校等における安全(防犯)対策の推進

1) 保、幼、小、中学校等の安全(防犯)管理体制の整備

幼児、児童、生徒等の安全確保を図るため、教職員等による保、幼、小、中学校等の安全(防犯)管理体制を整備します。

2) 侵入者の防止対策

保、幼、小、中学校等の出入り口をできるだけ少ない箇所に限定するとともに、防犯カメラ、非常警報装置等の防犯警備機器を活用し、侵入者の防止に努めます。

校舎建物の軒下に設置された防犯カメラの写真

防犯カメラ

室内の入り口四角に設置された防犯ブザーの写真

防犯ブザー

3) 保護者、地域、関係各機関等との連携の充実

幼児、児童、生徒等の通学時等の安全確保を図るため、積極的に情報を発信することにより、保護者、地域、関係各機関等との連携の充実に努めます。

4) 「子ども110番の家」、「青少年健全育成協力店」等の拡充

地域の家庭や店舗等の協力を得て、子どもが危険を感じた時に駆け込むことにより、身の安全を確保するための「子ども110番の家」、「青少年健全育成協力店」等を拡充します。

子ども110番の家・青少年健全育成協力店の案内
平成17年3月末
年度 子ども110番の家 青少年健全育成協力店
平成11年 741件 299件
平成12年 855件 317件
平成13年 849件 305件
平成14年 931件 297件
平成15年 1,001件 297件
平成16年 937件 242件

5) 安全教育の充実

各種事件や事故を想定した、安全教育を計画的・継続的に実施し、幼児、児童、生徒等が、防犯についての知識を身に付け、安全に避難する方法等について理解し、状況に応じて、自ら安全な行動ができるように努めます。

6) 子どもたちの参画による対策の推進

子どもたちの参画により、実効性のある政策の推進に努めます。

7) 通学路周辺及び施設の安全点検

定期的に通学路周辺及び施設を点検し、該当する施設管理者等へ情報を伝え、情報の共有化、改善に努めます。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは防犯安全課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9304 ファックス:047-453-5578
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