第2章 現状及び課題
第2章 現状及び課題について
1. 犯罪の現状
習志野市の平成16年の刑法犯発生総数は4,405件、内訳としては、凶悪犯19件、粗暴犯116件、窃盗犯3,534件(侵入盗515件、乗り物盗1,471件、非侵入盗1,548件)、知能犯137件、風俗犯10件、その他刑法犯589件であり、1日あたり12.1件発生している状況です。
なお、身近な犯罪としては、ひったくり130件、自転車盗1,131件、車上狙い428件、空き巣289件となっています。

種類 | 平成11年 | 平成12年 | 平成13年 | 平成14年 | 平成15年 | 平成16年 |
---|---|---|---|---|---|---|
凶悪犯 | 15 | 39 | 29 | 22 | 16 | 19 |
知能犯 | 34 | 137 | 61 | 33 | 122 | 137 |
粗暴犯 | 142 | 208 | 156 | 133 | 128 | 116 |
窃盗犯 | 3,575 | 4,529 | 4,225 | 4,327 | 4,006 | 3,534 |
風俗犯 | 6 | 20 | 20 | 26 | 15 | 10 |
その他 | 302 | 452 | 460 | 537 | 503 | 589 |
単位:件
2. 生活環境の変化
今、私たちは、大きな転換期に立っています。少子・高齢社会の到来、国際化や高度情報化の進展など、社会情勢の急激な変化は、市民生活や地域社会に大きな変化をもたらしています。かつては、その地域に住む人たちが、隣近所の人たちとふれあい、話し合い、助け合い、楽しみも悩みも共有し、よりよい環境、より豊かな暮らしを求めて協力し合うことで、安全で安心して暮らせる地域社会を育んできました。
しかし、近年においては、個人の生活様式や価値観は複雑かつ多様化し、地域における人々の結びつきが希薄になってきています。加えて、核家族化が進み、以前のように二世帯や三世帯が共に暮らす中で、子どもたちが共に生活し、生活の知恵や規範意識等を自然に学んでいた機会が減少したことが、青少年の人口が減少しているにもかかわらず、青少年犯罪の件数が増加していることにつながっていると思われます。
また、国際化・高度情報化により、外国人による犯罪、インターネットや携帯電話を使用した犯罪など、新たな犯罪も増加しています。
3. 課題
現状及び生活環境の変化の中で、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりを推進し、良好な地域コミュニティを築くためには、
- 市・市民・事業者の相互信頼を基にした自主的な連携
- 市・市民・事業者の協働意識の醸成
- 自主・自立の精神の醸成
- 都市環境整備
が重要であり、課題であります。
そこで、この4点の課題を達成し、安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、市、市民及び事業者の果たす責務を定め、基本計画を策定しました。
この記事に関するお問い合わせ先
このページは防犯安全課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎4階
電話:047-453-9304 ファックス:047-453-5578
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更新日:2022年09月29日