子育て”ショートあるある”(第11話)『レジにはお一人様で』

更新日:2022年09月29日

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緊急事態宣言下でのお買い物エピソードです。

『レジにはお一人様で』

前の人との間隔を保ちながら一人でレジに並ぶ娘を見守る母親を描いた黒板アートの写真

時は1回目の緊急事態宣言の真っただ中。「お買い物は3日に一度、お一人で、短時間で」とメッセージが発せられる中、知的障害最重度の娘を一人で留守番させることができず、二人で近所のスーパーへ。

買い物リストを片手に必要最低限の物だけをカゴに入れ、大急ぎでレジに向かうと…。

『お会計はお一人様で!』の大きな掲示&繰り返し流れる『レジにはお一人で並ばれるようお願いします』のアナウンス。母にピッタリくっつくように歩いてきた娘と…

私:「お会計はお一人様だってよ。あっちで待っててくれる?一人で並ばないといけないの。」
娘:「やだやだ!無理無理!あっちに行かない!」
私:「ねぇ、頼むからお願い!」
と、しばらくやり取りをすること数分。少し疲れた私は、
私:「じゃあ、〇〇(娘の名前)が一人で並んでよ!お母さんあっち行くから!」
すると娘は、
娘:「いいよ。一人でできる!」
私:「えっ!?」

と拍子抜けする私。レジの先で見守っていると周囲をキョロキョロ見ながら、列が進むとそれに合わせて前進し、前の方との距離も保たれています。
その後セルフ会計で娘と合流し、精算を済ませました。

ソーシャルディスタンスを保ちながらの整列は娘には無理だと決めつけていたことに反省。このような事態でも”本人が一人で”できることを探っていく姿勢が大切だと教えられました。

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