新指定文化財「谷津貝塚出土墨書土器」ほかを展示します
更新日:2015年12月15日
新指定文化財「谷津貝塚出土墨書土器」「谷津貝塚出土瓦塔」の展示
谷津貝塚は習志野市の北西部、現在の奏の杜地区付近に位置し、菊田川低地と海老川低地とに挟まれた台地上に立地します。旧石器時代・古墳時代・奈良時代・平安時代・中世・近世にわたる複合遺跡で、中心は奈良時代・平安時代の大規模集落です。この集落は7世紀末に開発され、9世紀前半に最盛期を迎え、10世紀前半まで継続しました。下総国府(現市川市)と上総国府(現市原市)を結ぶ古代東海道沿いの拠点的集落の一つであり、現在までに竪穴住居跡450軒以上、
膨大な資料のうち、学術的に重要で、特に希少性が高いものを指定しました。このうち、劣化が懸念される金属製の資料を除き、習志野市総合教育センター1階ロビーで展示いたします(なお、金属製の資料の一部は、平成28年1月30日(土曜)に市民会館・大久保公民館で開催予定の第9回千葉県北西部地区文化財発表会「これって何?−くらしの中の知恵と技−」で展示を予定しています)。
谷津貝塚出土墨書土器「國厨」
谷津貝塚出土人面墨書土器
谷津貝塚出土瓦塔 屋蓋部
谷津貝塚出土瓦塔 初軸部
指定資料の詳細は以下のリンクをご覧ください。
谷津貝塚出土墨書土器
谷津貝塚出土瓦塔
谷津貝塚出土銭貨
谷津貝塚出土金属製品
展示会場
習志野市総合教育センター 1階ロビー奥
習志野市総合教育センター
習志野市東習志野3丁目4番4号
平日 午前8時30分〜午後5時
小企画展「ドイツ兵士と習志野」も開催中です
100年前の第一次世界大戦時、東習志野にあった「習志野俘虜収容所」には最大で千人近いドイツ兵捕虜が収容されていました。地域住民に贈ったと伝わるボトルシップ2点と、捕虜として収容されていた水兵エーリッヒ・カウルが残した日記を中心に関係資料を展示しています。→小企画展「ドイツ兵士と習志野」のお知らせ
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