市立保育所 こども園の給食

更新日:2024年11月11日

ページID : 9671

 乳幼児期は、心身ともに発達が著しく、食生活の基礎が作られる大切な時期です。保育所・こども園では、成長期に必要な栄養バランスのとれた給食を各施設の給食室で調理して提供しています。 また、友達と楽しく食事をしたり、季節の食材や行事食を体験したり、食事の楽しさや大切さを感じながら、望ましい食習慣を身につけられるように取り組んでいます。

給食内容について

栄養目標量について

 公立保育所・こども園では、厚生労働省が策定する(注釈)「日本人の食事摂取基準」の考え方に基づき、在所・在園の乳幼児の体位(身長・体重)から1日の給与栄養目標量を算定しています。
(注釈)食事摂取基準とは、よりよい栄養状態を維持するのに必要なエネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すもので、健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的とします。

献立について

  • 調理は加熱調理を中心に、当日納品された新鮮な食材を施設内の給食室で調理します。また、素材からの手作りを基本とし、ふりかけやカレールウなども施設で作ります。
  • 「だし」はかつお節等を使用し、味付けは素材の味を活かしながら薄味を心掛けています。
  • 旬の食材を取り入れ、季節感の味わえる献立や行事食を提供します。
  • 不足しがちなカルシウム、鉄分、ビタミン類、食物繊維などが補給できる食材(豆、小魚、海草、根菜、芋など)を積極的に取り入れています。

おやつについて

 乳幼児期は、3回の食事だけでは必要な栄養量(カルシウム、鉄分、ビタミン類など)をとることができないため、おやつで補うよう3歳未満児2回、3歳以上児1回提供しています。

食物アレルギー対応について

 食物アレルギー対応については、医師による「生活管理指導表」に基づき、除去食を行っています。また、誤食事故防止のため「公立保育所・こども園における食物アレルギー対応マニュアル」を策定し、細心の注意を払いながら食物アレルギー対応食を提供しています。

離乳食について

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」に基づき、一人一人の発達状況・授乳・家庭での離乳食の状況などを確認しながら、すすめています。

1、2歳児の食事について

 手づかみ食べからスプーンを使って食べる時期で、食べさせてもらっていた「介助食べ」から自分の意志で食べる「自立食べ」への移行期です。
自分の目で見て手指でつかんで口に入れることで得られる喜びを尊重します。
手に持ちやすいおにぎりやスティック状の茹で野菜など前歯でかみとり、一口量を覚えていけるような食事も提供しています。

手づかみ食べが上手になってから、スプーンを使って食べることを始めます。
食材は時期、年齢に応じて切り方等を変えて調理をします。
食べ物をスプーンですくいやすいように深さのある食器を使用しています。

消化機能が未熟なので、特に薄味を心掛け、素材の味を大事にしています。

3歳以上児の食事について

 活動量が増えるとともに、食べる量が増え、また、乳歯がはえそろって、かむことも上手になってきます。
 成長発育が盛んな時期なので、各栄養素のバランスのとれた食事を提供します。また、さまざまな食材を使用し、栽培経験や食経験を豊かにし食べる楽しさを知らせています。

市立保育所・こども園の献立紹介

市立保育所・こども園で提供している給食のレシピを御紹介します。
下記リンクよりご覧ください。

市立保育所・こども園の行事食

市立保育所・こども園では、季節の行事に合わせた行事食を提供しています。その一部を御紹介します。

保育所・こども園の食育

 乳幼児期は、心身の発育や発達、味覚や咀嚼機能などの発達が著しく、食習慣の基礎を形成する大切な時期です。
保育所、こども園では、食べる意欲の基礎を作り、食の体験を広げることを目標に食育を行っています。
毎月発行される「たべものだより」は、子どもの食事に関する情報や保護者の皆様から要望の多い給食レシピを紹介しています。

保育所・こども園の食育目標

  1.  お腹の空くリズムのもてる子ども
  2.  食べたいもの、好きなものが増える子ども
  3.  一緒に食べたい人がいる子ども
  4.  食事づくり、準備にかかわる子ども
  5.  食べ物を話題にする子ども

日本の伝承行事と行事食

 日本に伝わる行事や行事食を教育保育活動や給食へ取り入れることにより、日本に伝わる行事と食との関わりを知り、子ども達が郷土や日本の伝統への関心を高めたり、季節の恵みや旬の食材を実感したりします。

食の体験

1.味噌づくり

 日本の伝統的な食材である味噌づくりをとおして、原材料の大豆が変化していく様子を見るとともに、長い熟成期間を経て味噌が出来上がることを体験し、出来上がる喜びを知らせたり、感謝の気持ちを育てたりしています

2.収穫体験

 施設や畑で野菜などを栽培したり、給食で使用するとうもろこしやそら豆などの皮むき実施したりします。実際に食べ物にふれる活動をとおして、旬の食材等への興味・関心を高めます。

キャロット計画

 毎年、5、6月に習志野市で収穫されるにんじん「彩誉」を給食の食材に取り入れたり、収穫したての葉付きのにんじんを見たりして、習志野市特産のにんじんを味わい、地域の農産物や産業への関心を高めています。

たべものだより

市立保育所・こども園 給食に関するマニュアル

この記事に関するお問い合わせ先

このページはこども保育課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎2階
電話:047-453-5511 ファックス:047-453-5512
キャッチボールメールを送る


この記事に気になることはありましたか?

市ホームページをより使いやすくわかりやすいものにするために、皆様のご意見をお聞かせください。

感想をお聞かせください