ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)定期予防接種
更新日:2022年7月5日
定期接種についてのお知らせ
令和3年11月26日付け、厚生労働省通知により積極的勧奨が再開されました。
令和3年11月26日付 厚生労働省通知(PDF:167KB)
対象年齢で接種を希望する人は公費(無料)で接種することができます。
半年〜1年の間に3回接種します。
接種に当たっては、医師と相談し、有効性と安全性等を理解した上で受けてください。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
ヒトパピローマウイルス感染症〜子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン〜(外部サイト)
◆定期接種 : 小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子
(12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日まで)
◆ キャッチアップ接種※:平成9年4月2日〜平成18年4月1日生まれの女子 (令和4年4月〜令和7年3月までの3年間)
※積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行います
予防接種の受け方
接種するには専用の予診票が必要です。
※中学1年生〜高校1年生には、5月上旬、個別に通知
※キャッチアップ接種対象者には、7月上旬、個別に通知
通知前に接種を希望される場合は、母子健康手帳を持参し、健康支援課(市役所1階)またはお近くの ヘルスステーションまでお越しください。
実施医療機関
千葉県内定期予防接種実施医療機関でも受けられます。
子宮頸がんとは
子宮頸がんは、女性の子宮の入り口部分(子宮頚部)にできる「がん」です。
若い女性(20〜39歳)がかかる「がん」の中では乳がんに次いで多く、女性の100人に1人が生涯のいずれかの時点で、子宮頸がんにかかると言われています。年間約11,000人の人が子宮けいがんにかかり、約2,800人の人が亡くなっています。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こるがんで、ウイルスには200種類以上のタイプ(型)があり、そのうち、子宮頸がんの発生に関わるタイプは「高リスク型HPV」と呼ばれています。主に性行為によって感染します。
HPVに感染してもほとんどの場合、ウイルスは自然に排除されてしまいますが、ごく一部で数年から十数年間かけて前がん病変(子宮頚部異形成)の状態を経て子宮頸がんを発症します。
ヒトパピローマウイルス感染症ワクチンの有効性
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50%から70%を防ぎます。また、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果があり、接種が進んでいる一部の国では、研究の段階ですが、子宮頸がんを予防する効果を示すデータも出てきています。
接種後に気になる症状がある場合はご相談ください
ワクチンの副反応は、局所の副反応として疼痛・発赤・腫脹、全身性の副反応として疲労・筋肉痛・頭痛・発熱などがあります。通常、数日以内に治りますが、腫れがひどい・高熱・ひきつけなど気になる症状がある場合は接種を受けた医師・かかりつけ医師にご相談ください。
20歳になったら2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう
HPVワクチンの接種の有無に関わらず、 20歳になったら2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう。子宮頸がん検診によって前がん病変を早期に発見することで、子宮頸がんが予防できます。
- 習志野市で実施しているがん検診
- 国立がん研究センター がん情報サービス「がん検診について」(外部リンク)
令和4年3月末までにHPVワクチンの接種を自費で受けた方へ償還払いのご案内
積極的接種勧奨の差し控えにより、接種の機会を逃した方で、定期接種の年齢を過ぎてHPVワクチンの接種を自費で受けた方について、当該接種の費用を助成します。
対象 次のすべてに該当する方
- 平成9年4月2日〜平成17年4月1日生まれの女性のうち、定期接種の対象年齢(高校1 年生相当)を過ぎて、HPVワクチン※の接種を令和4年3月31日までに自費で受けた方
- 令和4年4月1日時点で習志野市に住民登録がある方
※HPVワクチン:サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)
※ シルガード9(9価HPVワクチン)は償還払いの対象外
申請方法
申請書と必要書類を健康支援課へ郵送または持参してください。
必要書類
接種費用の支払いを証明する書類(領収書及び明細書、支払い証明書等)※原本に限る
接種記録が確認できる書類(母子健康手帳「予防接種の記録」欄の写し、予診票の写し等) ※2.の書類がない場合は、医療機関が発行する下記証明書(原本)で申請が可能。
申請者の本人確認書類の写し(申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの)
振込先金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し
助成額
助成金支給額は、実際に支払った接種費用の実費相当※を市が定めた上限額(接種1回につき16,588円)の範囲内で支給します。
接種費用の支払いを証明する書類を提出できない場合は、市が定めた限度額を支給します。
※実費相当には、接種に要した交通費、宿泊費、書類発行に要した文書料等は含みません。
※書類が揃ってから振り込みまで最長2か月かかる場合があります。
申請窓口
〒275-8601 習志野市鷺沼2−1−1
習志野市役所 健康支援課 医療・予防接種係
電話 047-453-2922
申請期限
令和7年3月31日まで
申請書等ダウンロード
ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書(PDF:143KB)
見本(記入例)を参考に、必要事項を記載してください。
記入漏れ等がある場合は、ご連絡いたします。
※接種記録が確認できる書類がない場合は、医療機関が発行する下記証明書(原本)で申請が可能です。
ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書(PDF:66KB)
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このページは健康支援課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-453-2961 FAX:047-451-4822
