高齢期の食事

更新日:2022年09月29日

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低栄養を予防しましょう

 低栄養とは、健康を維持するために必要な栄養素が不足している状態のことをいいます。特にエネルギーやたんぱく質が不足すると低栄養状態になり、抵抗力や回復力が低下したり、筋力が衰えて骨折や転倒をしやすくなったりして、病気や要介護状態の大きなリスクとなります。
 いつまでも健康なからだで元気に過ごすために、低栄養を予防しましょう!

食生活から考える低栄養予防

バランスの良い食事を

食事をする老人のイラスト
  • 1日3食しっかり食べましょう
     一度にたくさん食べられない場合は、間食で補いましょう
  • 1日2回以上、主食・主菜・副菜を揃えた食事を
     単品料理より定食など、主食・主菜・副菜が揃った食事を選びましょう
  • いろいろな食品を食べましょう
     チェックシートを参考に食事内容を確認してみましょう

たんぱく質を積極的にとりましょう

 年を重ねるにつれ、あっさりした食事で済ませ、肉類など動物性たんぱく質が不足しがちです。たんぱく質は筋力を強くし、病気やけがへの抵抗力を高めるなど、健康維持には必要不可欠な栄養素です。毎日、肉、魚、卵、大豆製品、牛乳・乳製品を意識して食べましょう。

1日に必要なたんぱく質食品、一日3食の中で配分して食べましょう、目安は片手にのるくらい、魚80グラム、肉70グラム、牛乳200ミリリットル、卵1個、豆腐120グラム(魚の切り身、肉、牛乳、目玉焼き、豆腐のイラスト)

メタボ予防からフレイル予防にギアチェンジ

 高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて病気でもないのにやせてきたら、メタボ予防からフレイル予防への切り替えが必要かもしれません。

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おいしく、楽しく食事をしましょう

食事をしている3人の高齢者のイラスト

 単品の料理だけで済ませてしまう個食や、1人で食事をする孤食は低栄養のリスクが高まります。できるだけ家族や友人と会話をしながらおいしく、楽しく食事をしましょう。

食事の準備をするのが大変になったときは

 食事を作るのが困難になった65歳以上の方に、栄養バランスのとれた温かい夕食をお届けする配食安否確認サービスを行っています。

低栄養予防についてもっと知りたいときは

 「最近、体重が減ってきた」「今の食事量で大丈夫?」「硬いものが噛みにくい」「よくむせる」…などのお悩みがある人におすすめ!
 低栄養を予防し、高齢期を元気に過ごすための食事の話とお口の体操を行う講座を開催しています。
 日程等については広報習志野、習志野市ホームページ上でお知らせいたします。

食事・栄養について相談したいときは

管理栄養士が電話、面接、訪問にて相談を行っています。
毎月1回実施している「食生活なんでも相談」(予約制)もご利用ください。
具体的な調理方法が知りたい方は、調理室での実習もできます。

  • 【受付窓口】
    健康支援課 【電話:047-453-9302】
  • 【受付時間】
    祝日を除く 月曜日から金曜日
    (ただし、年末年始12月29日から1月3日除く)
    午前8時30分から午後5時

(注意)意図的な減量、治療中の病気以外による体重減少がみられる場合は早めにご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

このページは健康支援課が担当しています。
所在地:〒275-8601 千葉県習志野市鷺沼2丁目1番1号 市庁舎1階
電話:047-453-9302 ファックス:047-454-2030
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