No.102 新しい魅力 どんどん 令和4年度 出発進行！【2022年5月1日号】

 令和4年度が始まり1か月がたちました。太陽がまぶしく新緑が鮮やかです。習志野市役所では、新たに41人の新規採用職員を迎えました。人生の新たなステージに進む決意と気概を感じつつ、私は「世の中の景況にかかわらず、私たち市役所職員は常に市民生活の基礎・土台として対応しなければならない。全ての仕事が市民生活に関与しているということを忘れず活躍してほしい。」と訓示しました。

 新型コロナウイルス感染症は、3月下旬にまん延防止等重点措置が解除されたものの、一日に公表される新規感染者数の傾向に改善が見られず、コロナ禍の出口は不明瞭な状況です。依然として季節性インフルエンザよりも致死率が高いと言われている中、今の状態は、基礎疾患をお持ちの方や高齢者など、重症化しやすい人にとっては、制限がないことでかえって脅威が広がっているとの見方もあります。引き続き基本的な対策の徹底をお願いいたします。

 さて、習志野市の魅力を国内外に広く発信し、本市のイメージアップや知名度の向上、また市民に夢や希望を抱いていただき、本市への愛着醸成を図ることを目的に、4月から習志野市PR大使を設置し、このほど、大手芸能プロダクションである吉本興業所属の鈴川絢子（すずかわ あやこ)さんに就任していただくこととなりました。

 鈴川さんは習志野市谷津出身で市立小・中学校で学び育ち、現在、鉄道好きタレントとしてテレビへの出演をはじめ、YouTube配信などでもご活躍されています。

 JR津田沼駅南側には、かつて旧陸軍の鉄道連隊があり、その第二連隊の表門の門柱は、現在の千葉工業大学の通用門として使われているなど、本市の歴史と鉄道は切り離せない関係にあります。こういった歴史を背景に、本市には路線や車庫などの鉄道関連施設が多く存在していますので、鉄道会社とも連携した新しい魅力の発信をしていきたいと考えています。

 また、2児の母である鈴川さんには子育て世代に向けた広報活動にもご参加いただくなど、共に自由な発想で本市の認知度や理解度を高めていきたいと考えています（任命式の様子などは5月15日号で紹介予定です）。

 PR大使の設置は、習志野市について興味・関心をもっていただく機会を広く提供するものであるとともに、本市の魅力を多くの方にわかりやすく伝えていただけるという点でも、大いに期待しています。