No.110 “3年ぶりの盛況” 【2023年2月1日号】

更新日:2023年02月01日

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平年以上に暖かで穏やかな天候の中、大きな富士山を仰ぎ見ながら幕開けした今年も早1カ月が過ぎました。今年は3年ぶりににぎやかな新春となりました。

早々に開催された高校バレーボールの全国大会「春高バレー」では、習志野高校男子バレーボール部が見事第3位に輝きました。私も準決勝戦は東京体育館に赴き、バトン部や保護者の皆さんとともに会場で応援しました。残念ながら敗れはしましたが、その勝利校が全国優勝を遂げました。選手一人ひとりの躍動に、年の初めから大いに感動しました。3年間の部活動を終える選手の皆さんの今後にも期待が高まります。

6日には商工会議所と社会福祉協議会との共催で「新春賀詞交歓会」を実施しました。今回は昨今の状況により食事の提供はせず、代わりに3月末をもって長期休館となる習志野文化ホールのパイプオルガン演奏会を実施しました。最初で最後の試みとなりましたが、約700人の皆様にご来場いただき習志野市の年初めを共有しました。8日には「消防出初式」をほぼコロナ前の形式で復活開催しました。農家の消防団員による新鮮な野菜の配布やはしご車乗車体験なども実施されました。9日(成人の日)は、習志野文化ホールで「二十歳の門出式(はたちのかどでしき)」を開催しました。昨年4月に法律が改正されてから初めての「旧成人式」です。今年の対象者2,041人のうち約1,200人が参加し、中学校卒業以来5年ぶりの再会となる会場は若くはつらつとした姿で大盛況でした。

私は式辞で「コロナ禍や人口減少社会などの逆風はあるが、向かい風として果敢に挑み、揚力を受けて上昇してほしい」とメッセージを送りました。なお、本市では今後も二十歳を対象に式典を開催してまいります。

この20年間に社会は大きく変化しました。特に携帯端末の普及により情報通信が発展し、技術的にも活用領域の幅も加速度的な進化を続けています。情報格差という課題も簡単な操作の開発によりカバーされつつあります。今年はさらにその傾向が顕著になっていくように思えます。デジタル社会は一見すると無味乾燥に捉えられがちですが、実際は情報が大量に高速で飛び交う事により多様性が育まれ、豊かな社会が醸成されていくと言われています。そのような中、行政には、多様性に対するきめ細かい対応が求められますが、その課題も技術でカバーできるようになります。未知の部分はありますが、国のDX戦略を見据えつつ果敢に挑み、市民サービスの向上につなげてまいります。

2月は年間でいちばん寒くて乾燥する時季です。家の中に発火しやすいものはありませんか?火が付いたらあっという間に燃え広がります。特に注意しましょう。

1月9日「二十歳の門出式」

1月9日「二十歳の門出式」

各中学校の代表たちと一緒に

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