No.96 「非常」続きの夏 【2021年9月15日号】

更新日:2022年09月29日

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 7月から始まった新型コロナ感染の第5波は、これまでにない大規模な感染爆発へと展開しました。
千葉県の医療体制は『災害』そのものの危険な状況に陥り、今も辛い症状に苦しんでいる方がいます。

 習志野市の救急体制もひっ迫し、コロナ患者(疑いの人も含む)の搬送先が決まらず、救急車が一時的な病床のようにならざるを得なくなりました。全ての対応に最長で約9時間を要した方もいたことから、臨時救急隊を編成しました。
 もちろん、必要な時には迷いなく救急車を呼んでください。だからこそ、感染予防対策はもちろん、怪我や熱中症など「救急車が必要になる事態」を避けるためにも、不要不急の外出はお控えください。
 ワクチン接種を受けた方も、感染予防対策は決してやめないでください。自身は発症や重症化はしなくともウイルスを媒介してしまうことは十分にありえますし、この感染症は発症前や無症状でも人にうつるからです。

 今年の夏、特に8月は異常続きでした。低気圧が日本列島を囲み、停滞した前線の影響により猛暑、大雨、暴風、落雷が入り乱れる不安定な気象状況でした。終戦から76年目の8月15日、恒久平和を祈念する黙とうの呼びかけを防災行政無線で行う予定でしたが、土砂災害の危険を伴う豪雨のため中止しました。さらに、みんなで平和について考えるべきこの日、海外では、アフガニスタンの紛争によって政権が崩壊し、戦災から逃れようとする人々が飛行機にしがみついて落下死するという、衝撃的なニュースも報じられました。

 「何でも起こりうる」混沌とした出来事の連続に、私も強い緊張感を覚えています。不安が増す毎日ですが、準備して落ち着いて行動するしかありません。
 方法は、これまでと全く同じです。今やるべきことの情報を集め、理解して不必要な行動を省くこと。一つひとつをしっかり実行して、「」(まれ)に見える美しい虹を「望」みに、前に進んで行きましょう。

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