No.99 習志野の底力が明るい未来を呼び込む 【2021年12月1日号】

 10月31日に投開票が行われた衆議院議員総選挙の本市の投票率は57.86％で、県内37市中5番目、54市町村でも11番目と、政治への関心の高まりを感じました。

 一方、本市のワクチン接種は、国が目標として掲げる、接種対象者の8割への2回接種を11月11日に達成しました。医療従事者をはじめ、関係する方々、そして市民の皆さんのご協力に感謝申し上げます。
 これまでも「ワクチンは発症や重症化を予防できますが、症状を自覚しないまま人にうつしてしまう恐れがある」と申し上げてきました。様々な理由でワクチンを接種できない人もいらっしゃいます。接種について一つの大きな目標を達成し、生活面でも国や県からの制限が緩和されていますが、あくまで通過点です。引き続き、マスクの着用をはじめとした基本的な感染対策を実行しましょう。なお、これらの対策は、風邪やインフルエンザにも効果があるとも言われております。

 さて、本市では市からの情報を皆さんにお知らせし、また、皆さんからの意見や質問などを伺う「広報・広聴」に積極的に取り組んでおります。
 市民の皆さんからの声は、市議会やパブリックコメント、メール、ホームページ等、さまざまな窓口で受け付けております。これらに寄せられたご意見等は匿名であっても必ず目を通し、よくある質問と回答はホームページに掲載し、改善できるものはすぐに取り組むなど、行政サービスの向上と皆さんとの共感に努めています。
 また、人と人との関わりが希薄になってしまうコロナ禍にあって、市民の皆さんと対面する機会が減ってしまったことから、私自ら公式に情報を発信する動画を新たに始めております。市民の皆さんとのコミュニケーションの一環として、引き続き広報・広聴の推進に努めてまいりますので、ご意見をお寄せください。

 さて、この原稿を執筆している中、明るいニュースが飛び込んできています。市内の小中学校や市立習志野高校が音楽やスポーツで日頃の練習の成果を発揮し、全国の舞台で輝かしい活躍を見せています。
出場した大会や出場校、成績などは市ホームぺージに一覧として掲載しておりますので、ぜひご覧ください。これから開催される大会もあります。みんなで応援しましょう。
 コロナ禍にあって日常生活も部活動の在り方も変化する中で、生徒たちの努力、全国大会での活躍を大変頼もしく感じています。

 年の瀬を迎えようとしています。皆さんにおかれましても、生徒たちの努力に来年への希望を感じ取っていただきたいと思います。