No.90 コロナ禍の中での快挙 【2021年2月1日号】

 令和3年は、「静かな年末年始」が終わると同時に国の緊急事態宣言が発令され、緊張感と慌ただしさに包まれてスタートしました。
 賀詞交歓会や消防出初式といった年頭行事は開催されず、成人式も3月14日（日曜日）に開催延期といたしました。ますます感染が拡大し、先行きの不透明感が増している昨今ですが、対策に御理解、御協力いただいている全ての皆様に、心から感謝申し上げます。

 一方、1月3日に本市茜浜を本拠地とする社会人アメリカンフットボールチームのオービックシーガルズが、学生チャンピオンの関西学院大学と真の日本一を決める第74回ライスボウルで戦い、その結果、史上最多となる8度目の日本一に輝きました。毎年、東京ドームに3万人を超えるファンが集結し、大歓声の中で年始の活況をひときわ盛り上げるイベントです。今年は観客数、試合時間が縮小され、発声無しの「静かな」日本一決定戦になると思いきや、拍手や打音、会場の音響をフル活用した応援スタイルで、新しい形の盛り上がりをみせていたようです。私はテレビ画面越しに応援いたしました。
 選手の生活が大きな制約を受けた中、努力と工夫で勝ち取った栄冠に感動するとともに、コロナ禍の私たちを明るいニュースで勇気づけてくれたことを心から嬉しく思います。いつも習志野市を元気にしてくれるシーガルズの皆さんに、これからも注目し、応援していきましょう。
 コロナ禍の生活も1年が経ち、ストレスの多い日々が続いています。睡眠と栄養、適度な運動をいつも意識しましょう。現在、2月下旬から開始予定のワクチン接種の準備を進めていますが、「基本的な予防対策」が最も重要であることは、これからも変わりません。マスクを外して会話する機会を作らないため、食事は寡黙に、なるべく1人でお願いします。
 インフルエンザの報告数は前年同時期（令和元年～2年）と比較して激減しており、現在行っている対策がてきめんに効果を発揮していることは明らかです。今後も気を緩めることなく、継続してください。