子年に新たなスタートを！【2020年1月1日号】

 新年明けましておめでとうございます。

 令和初めての新春を、新たな希望と共にお迎えのこととお喜び申し上げます。

 昨年は、プラッツ習志野のオープンや習志野高校野球部の春夏連続甲子園出場など、明るい話題に事欠かなかった一方で、9月、10月に襲来した台風などにより、市内でも被害が発生しました。本市は、その復旧はもとより、被害の大きかった県内各自治体に物資と業務の両面で支援し、現在も7市町村から災害ごみを受け入れております。一連の災害で被災された皆様には、改めてお見舞い申し上げます。

 さて、今年の干支は庚子かのえねです。「庚」には改める、変わる、「子」には、増える、誕生する、という意味がありますが、折しも今年、本市では今後6年間にわたる市の施策の方向性を示す「後期基本計画」がスタートします。少子高齢化や公共施設の老朽化により一層厳しくなる財政問題を最小限にとどめ、「魅力あるくらしのできる習志野」を持続するための具体策を実行してまいります。

 今号では、阿武松(おおのまつ)部屋（大相撲）とオービックシーガルズ（アメリカンフットボール）を特集しております。ちょうど5年前にも阿武松親方、大橋ヘッドコーチとの対談を掲載いたしましたが、現在ではお二方とも、新しい指導者にその役を委ねています。いよいよ東京オリンピック・パラリンピックを迎える今年、改めて新しいチャレンジを始めた阿武松部屋とオービックシーガルズの活躍にも、ぜひご注目ください。