No.77 みんなの全力投球が彩った夏【2019年9月1日号】

更新日:2022年09月29日

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 今年、市立習志野高校野球部は春夏続けて甲子園大会に出場し、私たちに大きな感動を与えてくれました。どんな状況でも最後まで全員が役割を果たし、全国の強豪を相手に堂々と“らしさ”を貫いて戦った選手の姿は、多くの人の心に刻まれています。

 私も春夏ともに現地へ赴いて声援を送り、生徒の皆さんをはじめ多くの人たちと感動を分かち合いました。全国から高校野球ファンが大勢詰めかける中、スタンドには多くの習志野市民の顔がありました。一球一打に送られる大きな声援、鳴り響くレッツゴー習志野の美爆音、試合前後のスピーディーな入退場など、応援する人すべてが一体感に満ちており、とても誇らしく感じました。遠路をいとわず応援に駆けつけてくださった皆さん、市内各地で盛り上げていただいた皆さんに、改めて感謝申し上げます。

 習高のみならず、千葉県大会では、習志野市在住・出身の球児たちがそれぞれのチームで活躍しました。県大会決勝で習高と戦った八千代松陰高校のチームにも、本市出身の選手が何人も在籍し、心に残る素晴らしいプレーを繰り広げていました。私自身、かつて習志野市から通った一人であり、3年間野球部で汗を流したOBでもあります。

 実は、八千代松陰高校の創立者のひとりである山口久太先生は、習志野高校の初代校長先生であり、逆に言えば、習高の初代校長が創立した学校なのです。しかも、校歌は習高と同じ森脇憲三氏の作曲によるものです。このように深い縁でつながっている両校による県大会の決勝戦は、特別な感慨を覚えた一戦でもありました。

 一年に一回だけの機会に、全力を尽くした全ての皆さんの活躍を心から称えると同時に、それぞれが大成する未来に向けた貴重な糧となることを期待します。

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