No．80 新たな賑わいの醸成【2019年12月1日号】

 11月2日、京成大久保駅の南側に新しい生涯学習複合施設「プラッツ習志野」がオープンしました。駅を出て徒歩1分、中央公園とその周りを囲むように建つ図書館・公民館・市民ホール・こども会館・体育館などの機能が集った施設で、PFI手法により複数の施設を新築と改築を合わせて一体的に整備した、全国的にも先進的な事業です。南館（旧勤労会館）にはオープンデッキ付きの広いこどもスペース、北館（旧駐車場）には324席の市民ホールも完成しました。

 そして、プラッツ習志野のオープンに伴って図書館も最新の設備になり、今後、旧大久保図書館から引き継いだ11万冊余りの蔵書を徐々に増やし、本市の中央図書館として充実させていきます。来年7月には、児童・中高生向け閲覧室となる旧大久保図書館の改装が完了することですべてが完成となりますので、ご期待ください。

 プラッツ習志野は、既にオープンから1カ月が経ち、連日たくさんの人にご利用いただいているほか、他市の行政や市議会などの視察も受け入れています。今後末永く市民の皆さんに愛され、文字通り気軽に「ぷらっと」立ち寄れる「広場」になることを願っています。

 そして、プラッツ習志野の後を追うように、京成大久保駅は京成電鉄による駅舎の耐震化のための改良工事が計画されています。これにより、上下線の駅事務室が現在の場所から移動し、その一部が踏切を待つ歩行者の滞留スペースとなり、利用者の安全性の向上が見込まれます（改札口を橋上に設ける案もありましたが、利便性と本市の財政負担などから今回の計画となりました）。今後、3年後の完成を目指して工事が始まる予定です。

 これからの京成大久保駅周辺の賑わいに、ぜひご期待ください。