No.78 まちの未来の原動力【2019年10月1日号】

更新日:2022年09月29日

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 先月に引き続き、習志野高校の甲子園での活躍に関するコラムです。といっても、今回は選手や応援団の活躍に対する「支援」についての内容です。

 今年、習志野高校は春の大会で5試合、夏の大会で2試合あわせて7試合に出場し、開会式を含めると通算21日間の日程に選手・指導者の皆さんが参加しました。試合には吹奏楽部・バトン部を含め生徒の皆さんも多数応援に駆け付けます。甲子園大会への出場は、これだけ多くの生徒や関係者が、習志野市から400キロメートル以上離れた球場へ移動し、勝利に向けて活動を展開する、まさに「一大事業」なのです。

 もちろん、旅費や滞在費をはじめ、野球用具や楽器の運搬などの経費が掛かります。これらの経費に対して、大会主催者からの補助はありますが、大部分は市や部員・保護者が工面することになります。市の予算は公平、公正、中立を原則とした厳しい規律のもとに運用されるため、公費で全ての費用を賄(まかな)うことはできません。しかし、市立高校として参加する生徒や保護者の負担を少しでも軽減し、チーム全員が不安なく全力を出し切って戦うためには、生徒たちへの温かい声援と、学校へ寄せていただく寄付が何より心強い支えとなるのです。

 私もさまざまな場面で支援のお願いをさせていただき、市民の皆さま、市内企業の皆さまをはじめ、市外、県外からも多くの寄付をいただくことができました。心より感謝申し上げます。みんなを元気づけ、勇気を与えてくれる習高の皆さんと、それを全力で支援してくださる皆さんの連帯こそ、最大の強みです。

 また、こうした活躍とともに「習志野」の名が全国に広まることで、本市に関わる人が増え、まちのにぎわいや経済活動にも好影響をもたらす「波及効果」が大いに期待されます。すなわち、いただいたご支援は、まちの未来につながる原動力そのものになっているのです。

(注意)出場収支決算報告は、広報習志野に後日掲載する予定です。

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