No．49 暑く熱い季節はつづく【2016年9月1日号】

 早速ですが、7日からパラリンピックが始まります。そして、本市に在勤・在住の3名が日本代表として出場します。田中康大(たなかやすひろ)さんと中島啓智(なかじまけいち)さんが水泳で、今井友明(いまいともあき)さんがウィルチェアーラグビー（車いすラグビー）で金メダル獲得を目指します。習志野市一丸となり、オリンピックと同様に健闘を祈り、大きな声援をリオデジャネイロに送りましょう。

 夏休みはいかがだったでしょうか？今年の8月は特にオリンピックがあったことで暑く熱く感じました。開会式は広島原爆の日であり、投下の時刻に合わせ、ブラジル日系移民をテーマにした群舞が披露されるという演出がありました。平和の祭典ならではの意気込みから始まり、各国のプライドを懸けた真剣勝負に心動かされました。国内では高校球児による甲子園の熱戦が、そして市内では夏のイベントが各地域で賑やかに開催されました。五輪・甲子園・市民まつりと、昼夜問わずの盛り上がりで、例年以上に心が沸き立つ熱い夏でした。

 今年も地域の「趣向を凝らしたまつり」に伺わせていただきました。それぞれの主催者からご案内をいただき、年間を通じて表敬と感謝を兼ねて、ほぼ全域の「まちづくりの現場」を見学させていただいておりますが、夏はまさに地域のカラーが発揮される時期です。県内で2番目に小さな市域にも関わらず、それぞれの地域ならではの歴史や伝統による工夫があるのです。例えば夏祭りの定番でもある輪踊りでは流れる曲がそれぞれ異なりますし、櫓やぐらの組み方も違います。また、どこのまつりも飲食が充実していますが、手作りの一品や定番の「焼きそば」の味も多様です。本文では表現しきれませんのでぜひ皆さんに参加していただきたいと思います。

 残暑厳しい折ですが、日の入りが早くなっています。本格的な秋に向けていろんな楽しみがある一方で、自然災害への備えを確認することや、体調を崩しやすい季節の変わり目ですので健康管理も大切です。ご留意ください。

 その上で改めて、リオデジャネイロへ「がんばれ! ニッポン!」。