No．37 夏へまっしぐら ～子どもたちの姿に市の未来を描く～【2015年7月1日号】

 先の市長選挙を経て4月27日から新たな任期がスタートいたしました。引き続きよろしくお願い申し上げます。この市長コラムもさらに充実させてまいります。

 5月から6月にかけて、小中学校の運動会・体育祭に出席させていただきました。子どもたちのはつらつとした姿は、いつでも心を癒してくれます。小学生がゴールをめがけて夢中で走る姿に感動し、中学生の迫力のある動きには頼もしさを感じました。満席の保護者席は、歓喜の声と、カメラ越しに子どもの姿を追う優しいまなざしに満ちあふれており、子を想う親の心を想像しながら、自ら親への謝意を抱きつつ温かい気持ちになりました。

 運動会・体育祭は、さまざまな特色が表れます。その学校の歴史や伝統はもちろん、立地や建物の外観、さらにはグラウンドの広さや土の質まで、各学校に違いがあります。子どもたちや先生、保護者の方の雰囲気もそれぞれです。競技・演技が進行する中、校長先生やPTA 会長さんとのお話を通じて、学校や地域のことを知る絶好の機会でもあります。あらゆる世代・分野の方が一堂に集まった会場では、まさにそれぞれの地域の力が凝縮され、結晶となって輝いていました。

 高校生もまた、これからいろいろな大会に挑んでいきます。7月10日からは、夏の甲子園をかけた高校野球の県大会が始まります。そんな中、全国的にも珍しいコンサートが、6月21日、千葉県文化会館で行われました。習志野高校と木更津市の私立拓大紅陵高校の吹奏楽部による“野球応援コンサート”です。両校ともに高校野球の強豪であり、その応援演奏も有名で、合同演奏あり応援合戦ありのエネルギッシュなパフォーマンスに、本番さながらの熱気を感じました。今年も生徒にとって熱い夏が始まります。さまざまな場面で躍動する習志野高校の生徒の姿を想像すると、今から楽しみです。レッツゴー習志野!

 本格的な夏に向ってこれから一段と暑さが増す中、皆さん、熱中症など、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。