No．35 初心に戻る爽快 ～若さという大きな力に感動～ 【2015年2月1日】

 今号では、新年早々に行われた全国大会でベスト8に輝いた習志野高校男子バレーボール部の活躍をご紹介しています。真剣で、はつらつとプレーする姿に爽快な力を感じます。吹奏楽部による日本一の応援演奏のもと、保護者や習高ファンの皆さんと一緒に私も手に汗を握りながら会場で声援を送り、夢や目標に向かって頑張る高校生のひたむきさに感動しました。特に3年生の皆さんの前途に期待が膨らみます。
 1月12日には習志野文化ホールで成人式が行われました。本市の今年の新成人は1,737人で、会場は久しぶりの再会を喜ぶ楽しそうな笑い声があふれていました。新成人の皆さんには、ご両親をはじめ、保護者の皆さんに感謝し、これからは社会の一員として優しさを育みつつ、自分を肯定しながら前進してほしい、未来を拓ひらいてほしいとエールを送りました。
 また、昨年11月には本市と包括協定を締結している千葉工業大学、東邦大学、日本大学生産工学部の皆さんとの意見交換会、東邦高校の皆さんとの座談会を行いました。和やかな雰囲気の中で自由活発に意見交換をしました。何よりも学生の皆さんが習志野のまちづくりについて関心を持ち、まちを歩いて、地域の皆さんの話を聞き、研究してくれたことが、とても嬉しく涙が出そうでした。
 「少子高齢化や情報化、多様化が進む現代、私たちは利便を享受する一方で思考する機会が減少している。また一人でも生きていける一方で人間関係が希薄化してきている」と言われています。このような中、今と同等かそれ以上の豊かさをしっかり未来に繋いでいかなくてはなりません。常にまちづくりの主役は市民の皆さんです。これからもさまざまなきっかけをつくってまいりますので、まちづくりに参画していただき、大いに語り合いたいと思います。