No.27 卒業、旅立ち、向かうべき明日へ 【2014年3月1日】

更新日:2022年09月29日

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 3月11日、東日本大震災から3年、市内ではいまだ震災の傷跡が残っています。本市では被災された皆さんと協議を重ねつつ、早期の完全復旧に向けて鋭意取り組んでいるところです。また、震災の教訓を踏まえ、本市の災害対策を総合的に強化すべく、より具体的かつ実効性のある計画とするため長い期間をかけ地域防災計画の大幅な見直しに取り組み、いよいよ4月1日から運用を開始します。そんな中、うれしい報告がありました。防災や住宅防火に関する優れた工夫・アイデアや効果的な取り組みを表彰する総務省消防庁主催の「第18回防災まちづくり大賞」におきまして、市内本大久保4丁目内にある「本大久保ホームタウン自治会自主防災会」が千葉県で初めて総務大臣賞を受賞する快挙を達成しました。「自分の家は自分で、自分たちの街は自分たちで守る」をモットーに、IT 技術を活用した実践的自主防災活動や先進的な仕組みの構築、さらに実際に東日本大震災にて大きな効果を発揮したことが評価されたのです。日頃から自助・共助・公助それぞれに存在する課題を、お互いに認識し、改善し、前進していくことが安全・安心・快適なまちづくりの原動力です。本市もこのような取り組みを一つの模範としながら、今後も災害に強いまちづくりを進めていきます。
 年が明けてから早2カ月が過ぎました。今日から年度末の3月。1年の集大成となるこの時期は充実感と惜別の思いが交錯し、それぞれのさらなる成長への旅立ちの時として感動的で記憶に残る時期であり、大いに満喫すべき素敵なひとときです。残寒はいまだに厳しいですが「暑さ寒さも彼岸まで」。春分の日も待ち遠しいです。ただ、暖かくなると花粉も元気に飛び散ります。なんとなく黄色く見える景色を複雑な思いで過ごす私です。
 春の訪れは新たなステージの始まりです。4月からは平成37年度までを期間とした新たな基本構想がスタートします。本市が目指すべき将来都市像「未来のために〜みんながやさしさでつながるまち〜習志野」の実現に向け、皆さんとともに明るい未来へ向かってまいります。

卒業証書授与式と書かれた吊看板の壇上で、スーツを着た男性の話を聞いている卒業生の後ろ姿の写真

3月は旅立ちの時(昨年の卒業式の様子)

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