No.17「大震災に備えて ~京田辺市との災害時相互応援協定締結~」【2013年3月1日】

更新日:2022年09月29日

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 災害時相互応援協定は、大規模な災害が発生した場合にお互いの自治体が職員の派遣や物資の提供などを行うことを約束するものです。これまで本市では、県内の南房総市(旧丸山町にあった本市の旧国民宿舎しおさい所在地)と山梨県富士吉田市(習志野市立富士吉田青年の家所在地)の2市と協定を結んできました。
 東日本大震災以降、さらに遠距離に位置する自治体との協力援助体制を検討してまいりましたが、このたび新たに京都府京田辺市と協定を締結いたしました。
 京田辺市は京都府の南端に位置し、面積が本市のほぼ倍の約43平方キロメートル、人口が約7万人、京都市・大阪市・奈良市の3都市を結ぶ三角形のほぼ中心にあるまちです。本市とは、京田辺市が消防団員確保の取り組みについて、本市消防団を視察したことをきっかけに、平成16年度から消防団の間で交流を深めてきました。今回、この絆を更に深め、両市の防災体制の強化という形で結実させることができました。
 1月29日、私は調印式のために日帰りで京田辺市に出向きました。京田辺市は、京都駅でJR から私鉄への乗り換えに3分、そこから電車でおよそ20分と交通の便のよいところです。私たちを歓迎してくれているかのような冬にしては珍しい暖かな陽気の下、協定書にサインし、石井明三市長と握手を交わしました。
 調印式後は、石井市長とともに市内を視察しました。京田辺市には同志社大学があります。創立者は新島襄。今放送中のNHK 大河ドラマ「八重の桜」の主人公の新島八重の夫です。一方、本市には千葉工業大学、日本大学、東邦大学があります。両市はともに産学官民の協働を推進していることや抱える行政課題が類似していることもわかりました。
 ひとつの点がきっかけで、さまざまなつながりができ、大きな縁となったことは市民の皆さんも経験があろうかと思います。これを機にお互いを学び、日本を代表するような都市間交流を目指してまいります。

市長が協定書を持ち京田辺市長と握手を交わしている写真

京田辺市での協定調印式の様子

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