No．16「活気みなぎるスタート」【2013年2月1日】

 平成25年が始まって早くも1カ月が経ちました。元日は近年にない、穏やかで暖かな絶好のお天気でした。私が訪れた場所全てが大いににぎわっていました。特に印象的だったのが、JR津田沼駅南口にあるショッピングモールの初売りイベントでのこと。私が到着した時には、すでに買物客であふれていて、店員の方のお話では「初売りの福袋は開店後わずか15分で完売した。昨年は1時間以上かかった。」とのことでした。昨年末の政権交代に伴い、景気の風向きも変わってきた印象を受けました。また、今年の安寧を祈願して巡った神社では、鳥居の外まで参拝者の列が続いていました。
 3日には早々に朗報として、本市を本拠地とするアメリカンフットボール社会人チーム「オービックシーガルズ」が見事3年連続、史上最多の6回目となる日本一に輝きました。6日は小学生からご年配の方まで、近年では最も多くの参加者があった七草マラソン大会、8日は市の賀詞交歓会が行われ、こちらも多くの皆様にご参加いただきました。
 13日には消防出初式、14日には成人式がありました。どちらも節目となる大切な行事です。出初式は晴天に恵まれ、例年よりたくさんの市民の皆さんにご来場いただき、消防関係者は市民の生命と財産を守る強い決意と一致団結した姿を見せました。一方、成人式は首都圏では数年ぶりとなる大雪の中での開催となりましたが、参列した1,063人の新成人からは悪天候を吹き飛ばすような力強い誓いの言葉が述べられ、私も20年前の自身の成人式を思い出し、気持ちを新たにしました。
 そして今日から、JR 津田沼駅南口地区に「奏(かなで)の杜(もり)」という新しい住居表示を実施しました。これをひとつの区切りとして、計画人口約7,000人の区画整理事業が進展し、新しい市民を迎え入れることで、市全域の活性化につながることを確信しています。
 新しい年を迎えるといつも新鮮な気持ちに包まれますが、今年は特に明るく活気に満ちた習志野市のスタートでした。何事も始めが肝要です。市政の舵取り役として、市民の皆さんと共に前進し、明るく住みやすいまちづくりを進めてまいります。