No.6「年月の経過とともに」【2011年12月1日】

更新日:2022年09月29日

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 今日から師走です。平成23年も残りわずかとなりました。

 11月2日、公共施設再生へ向けたシンポジウムを市民会館で開催しました。東日本大震災で再認識したのが公共施設の老朽化です。その対策について参加者から多くのご意見をいただき、大変有意義なものになりました。

 習志野市では平成21年3月に公共施設マネジメント白書を作成し、本市の施設の現状を把握しました。これにより、本市は昭和40年代から50年代の高度経済成長期に多くの施設を建設したため、築30年以上の建物が全体の6割以上(現在は7割以上)もあることなどが明らかになりました。皆さんの住居も、年月が経過すれば建て替えたり、修繕したりすると思います。公共施設も同様で、税収等の収入が増えない中、限られた財源で「施設の老朽化」にどう対応するか、さまざまな視点から、今後も市民の皆さんとともに考えていきたいと思っています。

 また、この秋は多くの周年行事に参加しました。子ども会育成会連絡協議会50周年、剣道連盟50周年、屋敷小学校40周年、菊田公民館40周年、シルバー人材センター30周年。それぞれ大きな節目を迎えることができたのも、これまで携ってきた関係者の尽力によるものです。深く敬意と感謝を申し上げます。

 これらの行事で感じたのは、それぞれ月日を経るごとに人と人とのつながりや結束が強くなるということ、そしてそれがまた未来の歴史をつくる原動力になっているということです。発足時や代々の引き継ぎの際など、たくさんの人が関わり、大変な苦労があったと思います。周年行事は過去・現在・未来が一筋の線となってつながっていくことを確認する、とても重要な機会でもあります。

 本市は平成26年度に市制施行60周年を迎えます。これまで本市の歴史を刻んできたすべての皆様に感謝し、昭和45年に制定された「文教住宅都市憲章」をはじめとする本市の財産を継承しつつ、将来への礎を築いてまいります。

ステージの上に「公共施設再生に向けたシンポジウム」と書かれた幕が吊られ、ステージ上に7名のパネラーが横一列に並んで座っている写真

公共施設再生へ向けたシンポジウムの様子

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