No.3「夢舞台“甲子園”」【2011年9月1日】

更新日:2022年09月29日

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 市立習志野高校野球部が10年ぶりに夏の甲子園に出場しました。私も甲子園球場に応援に行き、過去2回の全国大会優勝の経験を持つ伝統あるNARASINOのユニフォームが躍動する姿を目の当たりにして、とても感動しました。「習志野」の名を全国に轟かせ、東日本大震災で大きな被害を受けた習志野市民に元気と希望を与えてくれました。

 今年の野球部の特徴は、一言でいえば結束力でした。一人ひとりがチームワークの中で自らの役割を意識し、次のプレーにつないでいこうとする気持ち、それが連なり一つになることによって大きな力となりました。小林監督、加瀬部長の指導が選手全員に浸透した結果だと思います。吹奏楽部、バトン部を中心に団結した応援も見事でした。甲子園球場を包み込むような大迫力で、選手を大いに勇気づけてくれました。また、市内のいたるところに甲子園出場を祝う幕やポスターが掲げられ、気運を盛り上げてくださるとともに、市民の皆様に物心両面から多大なご支援をいただきました。心から感謝申し上げます。

 グラウンドでの選手のひたむきなプレー、懸命に応援するスタンド、長い歴史が積み重ねられた球場の雰囲気、さらには故郷から届けられる声援、これらが一体となった甲子園は「夢の舞台」にふさわしい場所でした。

 甲子園と言えば、私にとっても思い出深い地です。生まれは習志野市ですが、小学生の時に父の仕事の関係で甲子園球場のある兵庫県西宮市に住んでいたことがあり、同球場は市内の小学生の総合体育大会の会場でした。甲子園球場やその周辺は、私の原点として今でもとても懐かしい場所なのです。

 習志野高校の創設者で初代習志野市長の白鳥義三郎氏は、「習志野の王冠たれ」との言葉を残されました。その言葉どおり、堂々とした試合を行ってくれた習高は、私たち習志野市民の誇りです。この夏、またひとつ、習志野の歴史に新たな足跡を残してくれました。今後ともさまざまな分野で習志野の名を光輝かせてくれることを期待しています。

甲子園のグランドに高校球児が横一列に並んでいる写真

写真:伝統の“NARASINO”のユニフォームが甲子園で躍動する

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